埼玉・千葉で営繕や設備修理を頼める先は、4つです
埼玉で老人ホームの営繕を、千葉で介護施設の設備修理を頼める先は、4つです。地元の設備会社や工務店、分野の専門業者、機器のメーカーや代理店、窓口型のサービスです。埼玉・千葉で考えどころになるのは、種類よりも、その業者がどこから来るかです。
埼玉・千葉で頼める先と、どこから来るか| 頼み先 | 向いている修理 | どこから来るか |
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| 設備会社・工務店 | 水まわり、建具、内装、小さな電気の修理 | 地元の会社が多く、急ぎに向く |
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| 分野の専門業者 | 空調・給湯・受変電・防水などの故障と更新 | 県内にも都内にもある。拠点の場所を聞く |
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| メーカー・代理店 | 特殊浴槽、ナースコール、エレベーター | 担当の拠点が決まっている。どこの拠点かを聞く |
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| 窓口型のサービス | 分野をまたぐ相談、業者の手配、見積の比較 | 手配される業者が、施設の近くから来るかを聞く |
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国土交通省の調べでは、令和7年3月末の建設業の許可業者は、埼玉県に2万4,592、千葉県に1万9,134あります。許可の要らない小さな修理を受ける会社や職人も、県内に多くいます。都心の業者でなければ直せない修理は、日ごろの修理の中ではそれほど多くありません。
そのため、埼玉・千葉で考えるべきなのは「どこに頼めるか」より、「都心の業者と地元の業者を、どう使い分けるか」です。この記事は、その使い分けの決め方を中心に書きます。
都心の業者か地元かは、頻度と移動の時間で決めます
都心の業者に頼むか、地元の業者に頼むかは、その修理がどのくらいの頻度で出るかと、業者の移動にどのくらい時間がかかるかの2つで決めます。月に何度も出る修理を、片道1時間以上かかる業者に頼むと、出張費と待つ日数が積み重なるからです。
図1 見直すのは、頻度が高いのに移動が長い修理。
修理の種類ごとの、頼み先の目安| 修理の種類 | 出る頻度の目安 | 頼み先の目安 |
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| 水栓・建具・照明などの小さな修理 | 月に数回 | 地元の設備会社・工務店 |
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| 水漏れ・給湯の停止などの急ぎの故障 | 年に数回で、時間は選べない | 30分〜1時間で来られる地元の業者 |
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| 空調・給湯器などの更新 | 数年に1回 | 地元と都心の業者を比べる |
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| 屋上防水・外壁などの大きな工事 | 10年以上に1回 | 県内外の業者を比べ、設計を分けることも考える |
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| 特殊浴槽・ナースコールなどの機器 | 点検は年に数回 | メーカーや代理店。担当の拠点を聞く |
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大きな工事では、移動の時間はそれほど効きません。総額が数百万円の工事なら、移動の費用は全体のわずかな割合で、それより工事の経験と見積の中身のほうが効いてきます。都心の業者の強みが生きるのは、こうした大きな工事です。
反対に、小さな修理と急ぎの故障では、移動の時間がそのまま費用と待つ日数になります。都心の業者に長く頼んできた施設ほど、小さな修理と急ぎの故障だけでも地元に移すと、変化がはっきり出ます。
移動の時間は、出張費と半日の手間として見積に乗ります
業者の移動の時間は、見積の中でいくつかの形で費用になります。とくに小さな修理では、作業そのものより、移動の分のほうが大きくなることがあります。
移動の時間が費用に乗る形| 見積の行 | 中身 | 移動が長いと |
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| 出張費 | 1回の訪問ごとの定額や、距離に応じた額 | 遠い業者ほど高くなることが多い |
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| 作業の手間(人工) | 職人1人の1日や半日を単位に数える | 30分の作業でも、往復の時間で半日分になる |
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| 交通費 | 高速代、燃料代、駐車代 | 高速を使う距離だと、毎回かかる |
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| 最低料金 | 1回あたりの最低の請求額 | 小さな修理ほど割高に見える |
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図2 移動が短いと、同じ修理が短い時間で済む。
たとえば、片道1時間半かかる業者が30分の修理に来ると、職人の時間は往復の3時間と作業の30分で、ほぼ半日になります。片道20分の業者なら、同じ修理が1時間10分ほどで済みます。業者が半日の単位で手間を数えていれば、この差がそのまま請求の差になります。
遠い業者は、件数がたまるまで来ないこともあります。その間、施設は不具合を抱えたまま待つことになります。小さな修理が断られたり後回しにされたりする仕組みは小さい工事が断られるのは、1人工という単位のせいですでくわしく書いています。
都心の業者でも、職人の住まいが近いことがあります
業者の会社の住所が都内でも、職人が埼玉や千葉に住んでいて、朝に家から施設へ直行できることがあります。反対に、地元の会社でも、担当の職人が遠くから来ることがあります。到着の時間を決めるのは、会社の住所より、来る人がどこから出発するかです。
都心の業者に聞いておくこと| 聞くこと | なぜ聞くか |
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| 施設の近くから直行できる職人がいるか | 会社の住所より、職人の住まいで到着の時間が決まる |
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| 出張費がかかる範囲と、その額 | 県境や高速の利用で、同じ会社でも額が変わる |
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| 急ぎのとき、何時間で来られるか | 平日の日中と夜間・休日に分けて答えてもらう |
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| 小さな修理は、何件たまったら来るか | 待つ日数の見当がつく |
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この4つを聞くと、今の都心の業者に頼み続けてよい修理と、地元に移したほうがよい修理が分かれてきます。直行できる職人がいて、急ぎにも1時間ほどで来られるなら、都心の業者に任せ続ける理由は十分にあります。
到着の時間の聞き方と、市区町村の名前より拠点からの時間で選ぶ考え方は近くの業者は、市区町村の名前より着くまでの時間で選びますで書いています。
地元の業者は、県の名簿・水道・商工会・同業の4つで探します
地元の業者を探すときは、検索の広告より先に、公的な名簿と地元のつながりを使います。埼玉・千葉で使える探し先は、次の4つです。
地元の業者を探す4つの先| 探す先 | 探し方 | 分かること |
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| 県の建設業者の名簿 | 国土交通省の検索で、所在地に施設のある市と隣の市を入れる | 許可の業種、有効期間、営業所の場所 |
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| 水道の指定工事店の一覧 | 施設のある給水区域の、水道の事業者のサイトで見る | その区域で給水の工事ができる業者 |
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| 商工会議所・商工会 | 会員の名簿や相談の窓口で、設備や建築の会員を聞く | 地元で長く営業している会社 |
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| 同業の紹介 | 市町村の介護の事業者の連絡会や、近くの施設に聞く | 介護施設での作業に慣れているか |
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水道の指定工事店は、水道の事業者ごとに指定され、その事業者の給水区域でだけ有効です。千葉県企業局は、東京都で指定を受けていても、千葉県営水道の給水区域では工事ができないと案内しています。都心の業者に水まわりを頼んでいる施設は、施設の区域の指定があるかを確かめておきます。
千葉県営水道の給水区域は、市川市・浦安市・鎌ケ谷市の全域と、千葉市・船橋市・松戸市・習志野市・市原市・成田市・印西市・白井市の一部です。同じ市の中でも、住所によって水道の事業者が違うことがあります。埼玉県では、給水区域ごとの水道の事業者(市や町の水道など)が、指定工事店の一覧を出しています。
名簿で分かるのは、許可や指定があるかまでです。許可番号の読み方や処分の履歴の調べ方は老人ホームの営繕業者は、公的な記録で確かめられますにまとめています。業界団体と同業の施設から紹介を受ける頼み方は修繕業者の紹介は、団体と同業の施設の2つの経路で集めますにあります。
小さな修理こそ、地元に頼める先を持っておきます
地元の業者を持っておくと、いちばん変わるのは小さな修理です。ドアの閉まりが悪い、水栓から水がにじむ、照明が1本つかない、といった修理は、1件ずつは小さくても、施設全体では月に何件も出ます。
小さな修理は、件数をためて1回で回ってもらうと、地元の業者も受けやすくなります。たとえば月に1回、決まった日に回ってもらい、その間に出た修理を写真つきの一覧にして渡す形です。急ぎのものだけは、その都度頼みます。決まった日に回ってもらう契約の決め方は定期の営繕契約は、頻度・範囲・費用の順に決めますにまとめています。
「こんな小さな修繕でも相談していいのかな」と最初は思いましたが、実際に相談してみると、内容を伝えるだけで話が進むので非常に助かりました。
ご利用者の声 埼玉県内・介護老人保健施設/事務長
取材にもとづき掲載しています(施設名は非公開)。内容はご本人の申告によるもので、個人の感想です。
小さな修理を頼める先がないと、職員が自分で直そうとしたり、不具合をそのままにしたりしがちです。どちらも、入居者の方のけがや、あとで大きな修理になる原因になります。
埼玉は県南と県北・秩父で、千葉は湾岸と房総で事情が違います
同じ県の中でも、都心からの距離と地形で、業者の来やすさは大きく違います。埼玉は県南と県北・秩父、千葉は湾岸・東葛と房総で、頼み先の組み方を変えます。
埼玉・千葉の県内の地域差| 地域 | 業者の来やすさ | 気をつけること |
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| 埼玉の県南(さいたま・川口・越谷など) | 都内と県内の業者のどちらも来やすい | 業者が多く、絞り方は都内と同じ考え方 |
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| 埼玉の県西(所沢・入間・飯能など) | 県内や多摩の業者のほうが、都心より近いことがある | 都県の境をまたぐときは、水道の指定を確かめる |
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| 埼玉の県北(熊谷・本庄・深谷など) | 都心から遠く、出張費と移動が重い | 夏の暑さで、空調の故障が重なりやすい |
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| 秩父 | 山に囲まれ、近くの業者が限られる | 冬の道の凍結、部品が届くまでの日数 |
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| 千葉の湾岸・東葛(浦安・船橋・松戸・柏など) | 都内からも県内からも来やすい | 海の近くの潮風、県営水道と市などの水道の区域 |
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| 千葉の北総(成田・佐倉・印西など) | 県内の業者が中心 | 県営水道の区域が、市の一部にかかる所がある |
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| 房総(館山・鴨川・南房総・いすみなど) | 近くの業者が限られ、都心からは片道2時間を超えることも | 台風、塩害、長い停電への備え |
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図3 地域で止まりやすい設備の頼み先を、先に決めておく。
埼玉の県南と千葉の湾岸・東葛は、業者の多さでは都内に近い地域です。候補が多すぎるときの絞り方は東京・神奈川は業者が多いぶん、3つの基準で絞ると決まりますで書いています。
県北と秩父は、都心の業者に頼むと移動が重く、地元の業者も数が限られます。秩父のように山に囲まれた地域では、冬に道が凍る日もあり、業者が来られる時間が読みにくくなります。よく傷む部品を施設に置いておく、止まると困る設備は2台に分けておく、といった備えも組み合わせます。
房総は、台風と塩害、停電への備えが頼み先の選び方に効きます。令和元年の房総半島台風では、千葉県の広い地域で停電が長く続きました。房総の施設では、停電のときに来てくれる電気の業者と、発電機を借りられる先を、平常時に決めておきます。
さいたま市・千葉市と中核市の5市では、改修の相談先が市です
部屋の使い方や面積が変わる改修をするときは、施設の指定や届出をしている役所に前もって相談します。埼玉県ではさいたま市、千葉県では千葉市が政令指定都市です。中核市は、埼玉県の川越市・越谷市・川口市と、千葉県の船橋市・柏市です。これらの市にある施設は、相談先が県ではなく市になることがあります。
埼玉・千葉で、改修の相談先が市になることがある所| 県 | 政令指定都市 | 中核市 |
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| 埼玉県 | さいたま市 | 川越市・越谷市・川口市 |
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| 千葉県 | 千葉市 | 船橋市・柏市 |
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総務省の一覧では、所沢市・草加市・春日部市・熊谷市は中核市ではなく「施行時特例市」です。名前が似ていても区分が違うため、これらの市の施設は、施設の種類ごとに相談先を確かめます。グループホームなどの地域密着型のサービスは、どの市町村でも市町村が窓口です。
相談先の見分け方と、どんな改修で相談が要るかは大阪で修繕をまとめて頼む前に、改修の相談先が府か市かを確かめますでくわしく書いています。
複数の施設を持つ法人は、本部と施設で受け持ちを分けます
埼玉・千葉に施設を持つ法人の中には、本部が都内や県の中心部にあり、施設が県内の各地に散らばっているところがあります。こうした法人では、本部と施設で、頼み先を決める受け持ちを分けると回りやすくなります。
複数の施設を持つ法人の、頼み先の組み方の例| 修理の種類 | 決める人 | 頼み先 |
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| 小さな修理・急ぎの故障 | 施設の事務長(決めた金額まで) | 施設ごとの地元の業者 |
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| 空調・給湯器などの更新 | 本部(施設の意見を聞く) | 地元と広い範囲を回る業者を比べる |
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| 大きな工事 | 本部・理事会 | 見積合わせや入札で選ぶ |
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| 法定の点検 | 本部でまとめて契約 | 各施設の地域を回れる業者 |
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図4 金額の線を決めると、承認を待つ日数が減る。
本部の承認に何日もかかると、地元の業者に頼む良さが消えてしまいます。施設で決めてよい金額を決め、その中の修理はあとで報告すればよい、という決まりにしておきます。1都3県など広い範囲で業者をまとめる意味と限りはエリアでまとめると、法人は全体が見え、現場は近さを手放しますで書いています。法人で業者をそろえる3か月の進め方は修繕業者の統一は、分野ごとに3か月で進めますにまとめています。
地元の業者に頼むときに、先に決めておくこと
地元の業者に頼み始めるときは、修理を頼む前に、いくつかのことを決めておきます。都心の業者との間では当たり前になっていたことも、新しい相手とは一から決め直します。
地元の業者と、先に決めておくこと| 決めること | 決め方の例 |
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| 急ぎのときの連絡先 | 会社の電話と、担当者の携帯の両方を控える |
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| 土日祝の対応 | 休日に来られるか、割増はいくらか |
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| 小さな修理のため方 | 月に1回、まとめて回ってもらう日を決める |
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| 記録の受け取り方 | 直した場所・部品・費用を、その都度書面でもらう |
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| その業者が来られないとき | 2社目の業者を決めておく |
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土日祝に止まったときに来てくれる業者は、平日のうちに決めておくものです。休日の頼み先の決め方は土日祝に修理を頼める業者は、平日のうちに決めておきますにまとめています。
地元の小さな会社は、代替わりや廃業で、急に頼めなくなることもあります。直した記録を施設の側に残し、2社目を決めておくと、そうなっても困りません。備え方は工務店がいなくなる日は、記録と2社目で備えますで書いています。
モデルケース:都心の業者に頼み続けていた埼玉県北部の特養
モデルケース:定員80名の特別養護老人ホーム(埼玉県北部)
小さな修理を地元に移し、直るまでの日数が縮んだ
変わったこと(結果)
水栓や建具などの小さな修理が直るまでの日数が、平均で約10日から2日ほどになりました。都内の業者が施設に来る回数は、月に2〜3回から、点検と工事の年4回ほどに減りました。冬に給湯が止まったときも、地元の設備会社が連絡から40分ほどで着き、その日の夕方の入浴に間に合いました。
背景と、困っていたこと
法人の本部は都内にあり、修理は開設のときから都内の設備会社にまとめて頼んできました。施設までは、高速を使っても片道1時間半ほどかかります。小さな修理は件数がたまるまで待つ決まりで、蛇口の水漏れが2週間近く直らないこともありました。30分の作業でも半日分の手間と出張費がかかり、請求書を見るたびに、事務長は割高ではないかと感じていました。
決めたこと
事務長は、過去1年の修理を書き出し、月に何度も出る小さな修理と、年に数回の工事に分けました。小さな修理と急ぎの故障は、地域の水道の指定工事店の一覧と近くの老健からの紹介で見つけた、施設から車で15分の設備会社に頼むことにしました。空調の更新や大きな工事、年1回の点検は、都内の会社に残しました。施設で決めてよい修理は1件30万円まで、と本部と決めました。
進めてみて分かったこと
本部がいちばん心配したのは、地元の会社の仕上がりと値段でした。最初の3か月は、直した場所と費用を毎月本部に送り、都内の会社に頼んでいたころと比べられるようにしました。その結果を見て、本部は4か月目から、金額の線をそのまま続けることにしました。