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あとどれくらい?

「あとどれくらい」と検索するのは、がんと告げられた夜のご本人や、様子が変わってきた家族を見守る夜のご家族かもしれません。知りたい気持ちも、知るのが怖い気持ちも自然なものです。ここでは、余命の数字が何を表しどこまで当てになるのか、最期が近いときの変化、余命を聞くか聞かないかの決め方、告げられたあとの過ごし方を、医療者に確かめる質問とあわせてまとめています。

検索された 50 の質問を、5 つの問いに

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このテーマについて

「あとどれくらい」と検索せずにいられない夜は、めずらしいことではありません。このページでは、余命の数字がどのように作られ、なぜ一人ひとりには当てはまりにくいのかを整理し、数字の代わりに確かめられることへの道筋をまとめています。

ご本人の方へ

知りたい気持ちと、知るのが怖い気持ちは、同時にあって構いません。どこまで知りたいかを決めるのはあなた自身で、あとから変えてもよいことです。

ご家族の方へ

見通しを聞く前に、ご本人がどこまで知りたいかを確かめてください。ご家族だけが先に聞くときは、ご本人の前で使う言葉を医療者と相談しておくと安心です。

この悩みの奥にあること

検索の言葉は「日数」でも、その奥には「この先がどうなるのかを知って、備えたい」という気持ちがあることが少なくありません。数字そのものより、これから起きやすい変化と、今できることが分かると、先の見えなさは少し形を変えます。

  1. まず、知りたい(あとどれくらい)「「あとどれくらい?」の答えを、ちゃんと知りたい。」「ご家族の方へ」を読む

このテーマに当てはまる検索のことば(当サイトで整理したもの)を、6つの「本当に知りたいこと」に分けたとき、多いものから順に並べています。

よくある問いと、短い答え

「余命○か月」と言われたら、その期間しか生きられないのですか?

いいえ。余命の数字の多くは、同じような病状の方々の経過をまとめた統計上の目安(中央値など)で、一人ひとりの残りの時間を言い当てるものではありません。それより長く過ごす方も、短い方もいます。数字の意味と幅は、主治医に確かめてください。

ネットで調べた数字と、主治医の話が違うのはなぜですか?

ネットの数字は、診断の時期や治療、年齢、体力などがさまざまな大きな集団のもので、今のご本人の状態は反映されていないためです。見通しは、検査の結果や体の様子を見ている主治医にしか判断できません。「数字ではなく、今の状態を言葉で教えてください」と聞く方法もあります。

余命は、聞いたほうがいいのでしょうか?

決まった正解はありません。「全部聞く」「幅だけ聞く」「今は聞かない」のどれを選んでもよく、あとから変えることもできます。迷うときは、どこまで知りたいかを先に主治医や看護師に伝えておくと、診察のたびに身構えずにすみます。

一般的な情報です。ご本人の状態に当てはまるかどうかは、担当の医師・看護師にご確認ください。

今日から、できること

今日できること

  • 調べた数字の横に「集団の目安で、自分の予測ではない」と書き添える。
  • 次の診察で聞きたいことを、3つだけ紙に書いておく。
  • つらい夜は、誰かにひとことだけ伝える(家族でも、相談窓口でも)。

医療者に聞く質問例

  • 今の状態を、数字ではなく言葉で教えていただけますか。
  • この先、どんな変化が起きやすいですか。
  • 見通しを聞くとしたら、「月の単位」「週の単位」のような幅で教えていただけますか。

紙やスマートフォンのメモに書いて持っていくと、診察で聞きやすくなります。

質問例を、書き込める受診メモにする

受診メモ(あとどれくらい?)

日付:    年   月   日  話を聞いた人:

  1. 今の状態を、数字ではなく言葉で教えていただけますか。
  2. この先、どんな変化が起きやすいですか。
  3. 見通しを聞くとしたら、「月の単位」「週の単位」のような幅で教えていただけますか。
  4. ほかに聞きたいこと

分かったこと・次に確かめること

開いた状態でブラウザの印刷を使うと、このメモの部分だけが印刷されます(ブラウザによってはページ全体が印刷されます)。スマートフォンでは、画面を保存しておく方法もあります。

このページに出てくる言葉

余命(よめい)
残された時間の見込みとして使われる言葉です。示される期間の多くは、同じ病気の人たちのデータ(生存期間中央値など)に基づく目安で、実際には長くも短くもなりえます。個人差がとても大きいことが知られています。
主治医(しゅじい)
治療の中心となって診てくれる医師です。病状や治療、これからの見通しについて、いちばん詳しく相談できる相手です。聞きたいことはメモにして、3つほどに絞ると伝えやすくなります。
がん相談支援センター(がんそうだんしえんせんたー)
全国のがん診療連携拠点病院などに設けられている、がんの相談窓口です。その病院にかかっていない方やご家族も、無料で相談できます。匿名での相談も受け付けています。
がん診療連携拠点病院(がんしんりょうれんけいきょてんびょういん)
専門的ながん医療を提供し、地域のがん医療の連携の中心となるよう、国が指定した病院です。がん相談支援センターが設けられています。

言葉の説明は一般的な意味です。ご本人の状況での意味は、担当の医療者にご確認ください。

迷ったときの相談先

数字の意味や幅は、主治医に直接確かめるのがいちばん確実です。聞きにくいときは、担当の看護師や、全国のがん診療連携拠点病院などにある「がん相談支援センター」(無料。その病院にかかっていない方も利用できます)に相談できます。

このサイトでも、お話をお聞きします

医療的な判断はできませんが、先生の言葉の意味を一緒に確かめたり、次の診察で聞くことを整理したり、ただ話を聞いたりすることはできます。ご本人でも、ご家族でも、匿名でも構いません。

平日11:00〜19:00は担当が直接お受けします。それ以外は自動音声で一次受付し、翌朝9時までに担当から折り返します。

私たちは医療機関ではないため、診断・治療・余命の判断はできません。体調の急な変化は、まず主治医・病棟・訪問看護へ。命に関わる緊急時は、119番に連絡してください。

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このページの内容は一般的な情報であり、診断や余命の予測を行うものではありません。ご本人の状態については、担当の医師・看護師にご確認ください。 運営者情報と掲載情報の方針

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