紹介の経路は、団体と同業の施設の2つです
介護施設が修繕の業者を紹介してもらう経路は、大きく2つです。1つは団体、もう1つは同業の施設です。団体には、介護の業界団体と、建設と設備の業界団体(組合)があり、それぞれ聞けることが違います。水道のように、水道局が公開している一覧から探せる分野もあります。
紹介の経路ごとの、どこに・何を聞くか| 経路 | どこに | 何を聞くか | 向いている修理 |
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| 介護の業界団体 | 都道府県の老人福祉施設の協議会、老人保健施設の協会、グループホームや有料老人ホームの団体、社会福祉協議会の施設の部会 | 会員の施設がよく頼んでいる会社、賛助会員の会社 | 分野をまたぐ修理、介護施設ならではの工事 |
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| 建設と設備の業界団体(組合) | 管工事の協同組合、電気工事の工業組合、空調・塗装・防水・消防設備の団体、建設業の協会 | その分野で、施設の近くにある加盟の会社 | 分野がはっきりしている修理 |
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| 水道局の一覧 | 水道局が公開している指定工事店の一覧 | 施設のある市町村で指定を受けた工事店 | 給水と排水の修理 |
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| 同じ法人のほかの施設 | 法人本部、ほかの施設の事務長や営繕の担当 | 実際に頼んだ会社と、その後の付き合い | どの修理でも |
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| 地域の同業の施設 | 施設長会、事務長の集まり、研修で知り合った施設 | 近くで来てもらえる会社、断られた会社 | 近さが要る修理 |
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図1 2つの経路は、分かることと分からないことが逆になる。
団体からの紹介は、分野と地域で候補を探せるのが強みです。ただ、その会社が介護施設でどう動いたかまでは、団体も知らないことがあります。同業の施設からの紹介は、その逆です。実際に頼んだ人の話なので働きぶりは分かりますが、相手の施設の条件に寄った話になります。
どちらか1つに頼るより、2つを重ねるほうが確かです。同業の施設で名前が挙がった会社を、組合の加盟の一覧で見つけられれば、働きぶりと分野の腕の両方の手がかりがそろいます。
紹介で分かるのは、実際に頼んだ人しか知らないことです
ネットで探すと、会社のホームページや口コミで、候補はたくさん見つかります。けれども、介護施設に頼む会社を選ぶときに知りたいことの多くは、そこには載っていません。紹介が役に立つのは、実際に頼んだ人しか知らないことが分かるからです。
紹介で分かること、分からないこと| 知りたいこと | 紹介で分かるか | 足りない分の確かめ方 |
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| 介護施設で作業したときの様子 | 同業の施設からなら分かる | 段取りを業者に直接聞く |
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| 連絡してから来るまでの早さ | 近くの施設からなら分かる | 施設の住所で、平日と夜間に分けて聞く |
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| 見積と請求の差、追加の頼み方 | 頼んだ施設からなら分かる | 見積の書き方を見る |
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| 建設業の許可と、分野の登録 | 分からないことが多い | 公的な記録と許可証の写しで見る |
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| 保険の入り方 | 分からないことが多い | 保険の証券の写しをもらう |
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| 今の体制 | 古い話のことがある | いつ頼んだ話かを聞き、今の担当を聞く |
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紹介で分かるのは、表の上の3つです。下の3つは、紹介してくれた人も知らないことが多いので、紹介のあとに自分で確かめます。紹介の話が数年前のものだと、担当や職人が替わり、今は別の会社のようになっていることもあります。
紹介には、もう1つの効き目があります。紹介を受けた会社は、紹介した施設との付き合いを大事にするので、最初の対応がていねいになりやすいことです。ただし、これを当てにせず、確かめることは同じように確かめます。
介護の業界団体には、会員の施設がどこに頼んでいるかを聞きます
介護の業界団体は、施設どうしのつながりの中心です。都道府県ごとに、老人福祉施設の協議会、老人保健施設の協会、グループホームや有料老人ホームの団体などがあります。都道府県の社会福祉協議会の中に、施設の種類ごとの部会や協議会が置かれていることもあります。
介護の業界団体の種類と、聞けること| 団体の種類 | 聞けること | 気をつけること |
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| 都道府県の老人福祉施設の協議会 | 会員の特養などがよく頼む会社。研修会や大会に出ている会社 | 団体として特定の会社を勧めないことがある |
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| 都道府県の老人保健施設の協会 | 会員の老健が頼んでいる設備や工事の会社 | 会員の施設が県内で離れていることがある |
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| グループホームや有料老人ホームの団体 | 小さな建物や住宅に近い建物に慣れた会社 | 団体のない地域や、会員の少ない地域がある |
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| 社会福祉協議会の施設の部会 | 地域の施設の集まりへのつなぎ | 紹介の場というより、施設どうしを結ぶ場 |
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| 社会福祉法人の経営者の集まり | ほかの法人の事務長や本部の担当へのつなぎ | 集まりの時期が年に数回のことがある |
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団体によっては、賛助会員として、設備や工事、介護用品の会社が加わっています。賛助会員の会社の名前をホームページに載せたり、研修会で展示の場を設けたりしている団体もあります。名前を知る手がかりにはなりますが、賛助会員であることは、技術や価格を団体が請け合うものではありません。
団体の事務局に聞くときは、「業者を紹介してください」と頼むより、施設どうしをつないでもらう頼み方のほうが通りやすくなります。たとえば「同じ市の会員の施設で、給排水の修理をどこに頼んでいるか、話を聞ける方はいますか」と聞きます。団体は、特定の会社を勧めることに慎重なことが多いからです。
建設と設備の業界団体(組合)には、分野と地域で加盟の会社を聞きます
分野がはっきりしている修理なら、その分野の業界団体に聞く方法があります。建設と設備の業界団体は、都道府県や市町村ごとに、管工事・電気工事・空調・塗装・防水・消防設備などの分野で作られています。組合によっては、加盟している会社の一覧を公開したり、問い合わせに近くの加盟の会社を案内したりしています。
建設と設備の業界団体と、紹介される会社| 探したい分野 | 聞く団体の種類 | 聞き方の例 |
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| 水まわり(給水・排水) | 市町村ごとの管工事の協同組合 | 施設の住所の近くで、修理を受ける加盟の会社 |
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| 電気(照明・コンセント・分電盤) | 都道府県の電気工事の工業組合 | 業務用の建物の修理を受ける会社 |
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| 空調・換気 | 冷凍空調の設備の団体 | 業務用エアコンを修理でき、フロンの登録がある会社 |
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| 外壁・屋上 | 塗装や防水の組合 | 人が住んでいる建物で工事をした会社 |
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| 防災の設備 | 消防設備の点検の団体 | 点検と修理の両方を受ける会社 |
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| 建物の工事全般 | 建設業の協会、商工会議所・商工会 | 地元で長く続いている工務店 |
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図2 分野がはっきりしていれば建設・設備の団体から、またぐなら介護の団体と同業の施設から当たる。
水まわりは、ほかの分野より探しやすい分野です。給水の工事には、水道局が指定した工事店でないとできない作業があり、多くの水道局が、指定した工事店の一覧を公開しています。水道とフロンの登録で頼む業者を選ぶ考え方は水道は指定工事店、空調はフロンの登録で、頼む業者を選びますにあります。
建設と設備の団体から紹介される会社は、その分野の腕は確かでも、介護施設での作業は初めてのことがあります。その場合は、居ながらの作業の段取りを、頼む前に施設の側から伝えます。案内の仕方は団体ごとに違うので、まず事務局に聞きます。
同業の施設からは、実際に頼んだ修理と、その後を聞きます
同業の施設からの紹介は、実際に頼んだ人の話が聞けるのが強みです。最初に聞く相手は、同じ法人のほかの施設です。法人の中なら遠慮なく聞けて、請求書や修理の報告書も見せてもらえます。
図3 近い関係から順に聞くと、話が早く、深く聞ける。
法人の中に聞ける先がなければ、地域の施設長会や事務長の集まりで聞きます。市区町村ごとに、施設の連絡会が作られていることがあります。集まりの場で「水まわりの修理をどこに頼んでいますか」と、1つの分野に絞って聞くと、相手も答えやすくなります。
近くの病院や診療所の事務の担当も、聞く先になります。患者さんがいる中で工事をするという点で、介護施設と似た条件で業者を使っているからです。
同じ法人の複数の施設で、業者をそろえていく進め方は修繕業者の統一は、分野ごとに3か月で進めますにまとめています。法人の中で頼み先をそろえておくと、新しい施設を開くときにも、そのまま紹介できます。
同業の紹介は、紹介した施設と業者の関係を差し引いて聞きます
同業の施設から紹介された会社が、自分の施設でも同じように動いてくれるとは限りません。紹介した施設とその会社の付き合いの長さや、頼んでいる工事の大きさが、自分の施設とは違うからです。
同業の紹介で、差し引いて聞くこと| 違い | 起きること | 聞き足すこと |
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| 付き合いの長さ | 長い付き合いの施設には、優先して来ている | 初めての施設にも同じ早さで来るか |
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| 頼んでいる工事の大きさ | 大きな工事を頼む施設では、小さな修理も受けている | 小さな修理1件だけでも受けるか |
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| 建物までの距離 | 相手の施設には近くても、自分の施設には遠い | 自分の施設までの到着の時間 |
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| 紹介者と業者のつながり | 紹介者と業者の間に、別の取引や付き合いがある | どんな付き合いで知った会社か |
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| 話の古さ | 頼んだのが数年前で、担当が替わっている | 最後に頼んだのはいつか |
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建物の規模や設備の種類など、施設の条件の違いで「おすすめ」が当てはまらない例は営繕業者は、外す条件と比べる条件を分けて選びますにまとめています。紹介を受けたら、この表の右の列を、紹介した人と業者の両方に聞き足します。
紹介を頼むときは、6つの質問で聞きます
「いい業者を知りませんか」と聞くと、会社の名前だけが返ってくることがよくあります。紹介を頼むときは、何を頼んで、どうだったかを聞ける質問を用意しておきます。
紹介を頼むときの6つの質問| 質問 | 聞く理由 |
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| 何の修理を、いつ頼みましたか | 分野と、話の古さが分かる |
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| 連絡してから、何時間・何日で来ましたか | 自分の施設までの早さの見当がつく |
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| 見積と請求に差はありましたか | 追加の費用の頼み方が分かる |
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| 入居者の方への声かけや養生は、どうでしたか | 介護施設での作業への慣れが分かる |
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| 小さな修理1件でも受けてくれますか | 頼みたい工事の大きさに合うかが分かる |
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| 紹介者として、名前を出してもよいですか | 業者への最初の連絡がしやすくなる |
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図4 依頼文に4つを書いておくと、紹介する側が候補を絞りやすい。
団体の事務局や、面識の浅い施設に頼むときは、メールや文書で頼むと、相手も中で回しやすくなります。依頼文には、施設の種類と定員、住所、探している分野と工事の例、急ぎの度合いと金額の帯の4つを書きます。
「急ぎではなく、来年度の修理の頼み先を探している」と書いておくと、相手も落ち着いて答えられます。壊れてから頼むより、壊れる前の平日に頼むほうが、紹介する側にも余裕があります。
紹介のあとは、許可・保険・介護施設での作業の3つを確かめます
紹介された会社でも、頼む前に確かめることは、ネットで見つけた会社と同じです。確かめるのは、許可と登録、保険、介護施設での作業の段取りの3つです。紹介してくれた人への遠慮から、ここを省くことのないようにします。
紹介のあとに確かめる3つ| 確かめること | 何で確かめるか | 足りないときの扱い |
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| 建設業の許可と、分野の登録 | 許可証や登録の写し、公的な記録。水道は指定工事店、空調はフロンの登録 | 500万円以上の工事は、その業種の許可がないと頼めない |
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| 保険 | 工事中の事故の賠償と、引き渡しのあとの事故の賠償の、証券の写し | 入っていなければ、頼む工事の大きさを考え直す |
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| 介護施設での作業の段取り | 養生、音の出る作業の時間帯、居室に入るときの声かけ、感染対策 | 施設の決まりを1枚にして渡し、守れるかを聞く |
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建設業の許可は、1件の請負代金が500万円以上の工事(建築一式は1,500万円以上)で要ります。500万円未満の工事は許可がなくても受けられますが、その分、保険や工事の記録など、ほかの確かめ方が要ります。許可の有無や処分の履歴を、国や都道府県の公開している記録で調べる方法は老人ホームの営繕業者は、公的な記録で確かめられますにまとめています。
図5 紹介でも、確かめる順番は変えない。
段取りを聞くときは、紹介した施設での作業ぶりと比べながら聞くと、答えの具体さが分かります。介護施設に慣れているかを、名乗りではなく段取りで見分ける方法は「介護施設専門」に、資格や登録はありません。慣れているかは、段取りで見分けますにあります。
紹介された会社も、もう1社と比べます
紹介された会社が1社だけだと、その見積が高いか安いかを判断できません。紹介でも、同じ条件でもう1社から見積を取り、比べます。比べたうえで選ぶほうが、紹介した人にも結果を説明しやすくなります。
比べる相手の見つけ方| 状況 | 比べる相手 | 気をつけること |
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| 紹介が1社だけ | もう1つの経路(団体か同業)から1社 | 同じ依頼文と写真で頼む |
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| 地方で、同じ分野の会社が少ない | 範囲を広げて、隣の市町村の会社 | 到着の時間と出張費を聞く |
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| 急いでいる | 今の業者の紹介や窓口 | 比べる項目を絞り、条件をそろえる |
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| 大きな工事 | 設計事務所に仕様をまとめてもらい、複数の会社に | 法人の見積合わせや入札の決まりを見る |
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社会福祉法人では、紹介された会社でも、法人の契約の決まりがかかります。工事の請負で2社の見積で足りるのは、令和8年4月からは400万円以下の工事です(令和8年3月までは250万円以下)。それを超えると、3社以上から見積を取ります。相見積を何社から取るかの考え方は社会福祉法人の相見積は、400万円を境に2社と3社に分かれますにあります。
地方で同じ分野の会社が少なく、3社がそろわないときの判断の仕方は相見積が3社取れない地域でも、判断の材料はそろえられますにまとめています。急いで候補をそろえるときの3日の段取りは3日でそろえるのは、見積ではなく候補と日程ですにあります。
モデルケース:施工会社が遠く、地元に頼み先がなかったグループホーム
モデルケース:定員18名のグループホーム(2ユニット・開設2年目)
修理の業者が来るまでが、半日以上から1時間ほどに
変わったこと(結果)
地域の施設と組合の紹介で、水まわり・電気・建具の3つの分野に、車で20分以内の頼み先が2社ずつそろいました。水漏れや照明の不具合で業者が来るまでの時間は、半日以上から1時間ほどに縮みました。遠方の施工会社に頼む修理は、月に2〜3件から、年に数件の大きな工事だけになりました。
背景と、困っていたこと
このグループホームは、法人が初めて出た地域にあり、建物は車で2時間ほどの施工会社が建てました。小さな修理も施工会社に頼んでいたので、来てもらうまでに半日以上かかり、出張費もかさんでいました。施設長は地元に知り合いがなく、ネットで見つけた会社に頼むことにもためらいがありました。
決めたこと
施設長は、市の地域密着型サービスの連絡会で、近くの施設の管理者3人に、水まわりと電気の修理をどこに頼んでいるかを聞きました。同時に、市の管工事の協同組合と県の電気工事の工業組合の事務局に、施設の住所と工事の例を書いた依頼文を送りました。決め手は、施設どうしの紹介と組合の案内で、同じ会社の名前が2回挙がったことでした。その会社にも許可と保険の写しをもらい、段取りを聞いてから頼みました。
進めてみて分かったこと
最初に頼んだのは、急がない洗面所の蛇口の交換でした。作業の前に職員を呼び、入居者の方に声をかけてから入るなど、段取りに不安はありませんでした。紹介してくれた管理者には、頼んだことと結果を伝えました。