同じ「50件」でも、中身は違います
「介護施設の実績50件」という数字は、それだけでは何を数えたのかが分かりません。同じ50件でも、数え方しだいで、施設が知りたい経験の量はまったく違います。まず、数字の中身がどれほど違いうるかを、3つの例で見てみます。
同じ「実績50件」の、3つの中身の例| 例 | 数えたもの | 期間 | 施設と工事 | 施工の形 |
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| 会社Aの50件 | 工事の件数 | この5年 | 1つの法人の3施設で、扉の調整や水栓の交換などの小さな修理 | 自社の職人 |
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| 会社Bの50件 | 現場の数 | 創業からの20年 | 病院や、新築の高齢者施設の電気工事が中心 | 下請けとして一部の工事 |
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| 会社Cの50件 | 施設の数 | この10年 | 入居者がいる中での、屋上防水と外壁の改修 | 元請けとして工事全体 |
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図1 数字は同じでも、数えたもの・期間・施工の形が違う。
どの会社の50件が「よい実績」かは、施設が頼みたい工事で変わります。日ごろの小さな修理を任せたいなら会社Aの50件が、入居者がいる中で屋上防水を任せたいなら会社Cの50件が、それぞれ参考になります。数字の大きさではなく、数字の中身が頼みたい工事に近いかを見ます。
「実績多数」「豊富な実績」のように、数字のない言い方もよく使われます。数字がない場合も、聞くことは同じです。数字があってもなくても、次の節の5つを聞くと、中身が見えてきます。
実績の数字は、5つのことを聞くと中身が分かります
実績の数字の中身は、5つのことを聞くと分かります。いつの実績か、何を数えたか、どの施設でどんな工事か、誰が施工したか、施設と近い条件の工事が何件あるかです。5つのうち、最後の「近い条件の件数」が、施設にとっていちばん役に立つ数字です。
実績の数字について聞く5つのこと| 聞くこと | なぜ聞くか | 聞き方の例 |
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| 1. いつの実績か | 古い実績は、今の担当者や職人の経験とは限らない | その50件は、何年から何年までの工事ですか |
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| 2. 何を数えたか | 施設の数と工事の件数では、経験の幅が違う | 施設の数ですか、工事の件数ですか |
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| 3. 施設の種類と工事 | 特養と病院、修理と新築では、段取りが違う | どんな種類の施設で、どんな工事でしたか |
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| 4. 誰が施工したか | 下請けや手配だけの実績は、施設とのやり取りの経験を表さない | 御社が元請けでしたか。職人は社員の方でしたか |
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| 5. 近い条件の件数 | 施設と同じ条件での経験は、そのまま役に立つ | うちと同じような施設での同じ工事は、何件ありますか |
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図2 5つ目の「近い条件の件数」が、施設にとっていちばん役に立つ。
5つを一度に聞く必要はありません。最初の電話では1と2を、現地の下見や見積のときに3から5を聞く、というように分けてもかまいません。聞いた答えは、会社ごとに同じ表に書いておくと、あとで比べられます。
いつの実績かを、まず聞きます
実績の数字で最初に聞くのは、いつからいつまでの工事か、です。創業からの累計なのか、この3年の数なのかで、同じ50件でも意味が変わります。古い実績は、今の担当者や職人の経験とは限らないからです。次の4つをあわせて聞きます。
- 累計か、最近か「創業から」の累計なら、この3年で何件かも聞きます。最近の件数が少ないときは、その種類の工事から離れていることがあります。
- 担当した人が今もいるか実績の工事で現場をまとめた人や職人が、今も会社にいるかを聞きます。
- 前の会社やグループの実績を含むか合併や分社、グループ会社の実績を足していないかを聞きます。
- 今の機器や決まりのもとでの工事か機器や材料、法令の決まりが変わる前の工事だけでは、今の工事の参考になりにくいことがあります。
とくに設備の工事は、機器の型や部品、法令の決まりが年とともに変わります。10年前に50件の実績があっても、今の機器での経験が少なければ、施設が期待する段取りとずれることがあります。
期間を聞くことは、相手を疑うことではなく、今の力を知るための手がかりです。期間を聞かれて、すぐに「この3年で18件です」と答えられる会社は、自社の実績を工事ごとに記録している会社でもあります。
施設の数か、工事の件数かで、数え方が違います
実績の件数は、会社によって数え方が違います。施設の数で数える会社もあれば、工事の件数、契約の件数、現場に行った回数で数える会社もあります。どれも間違いではありませんが、何を1と数えたかで、分かる経験が違います。
実績の件数の数え方と、分かること| 数え方 | 50件の例 | 分かること | 分からないこと |
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| 施設の数 | 50の施設で工事をした | 施設ごとの事情に合わせた経験の広さ | 1施設あたり何回の工事をしたか |
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| 工事の件数 | 数施設で50回の工事をした | 同じ施設と長く付き合える力 | ほかの施設の事情への慣れ |
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| 契約の件数 | 年間の保守の契約も1件と数える | 続けて頼まれている数 | 実際に施工した工事の数 |
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| 現場に行った回数 | 点検や見積の訪問も数える | 施設に出入りした回数 | 工事を任された数 |
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| 相談の件数 | 工事に進まなかった相談も数える | 相談を受けてきた幅 | 施工の経験 |
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図3 施設の数と工事の件数は、別の経験を表している。
数え方を聞いたら、施設の数と工事の件数の両方を聞いておくと、経験の広さと深さの両方が分かります。「30施設で、工事は120件です」という答えなら、1施設あたり4件ほどの付き合いがあることが分かります。
当窓口がヘッダーに出している「ご相談実績710施設」も、相談のあった施設の数を数えた数字で、工事の件数とは数え方が違います。どの会社の数字も、何を1と数えたかを聞くと、同じ物差しで並べられます。
施設の種類と、工事の幅を分けて聞きます
介護施設の実績と一口に言っても、施設の種類と工事の幅で、経験の中身が違います。特養と病院、デイサービスとグループホームでは、入居者の方の過ごし方も、工事してよい時間帯も違います。新築の工事と、入居者がいる中での修繕でも、段取りがまったく違います。
施設の種類と工事の幅で、50件を分けた例| 工事の幅 | 特養・老健 | 有料・サ高住 | グループホーム・デイ | 病院・そのほか |
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| 小さな修理 | 8件 | 5件 | 3件 | ― |
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| 設備の更新 | 2件 | 1件 | 1件 | 6件 |
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| 改修(内装・浴室など) | 1件 | 2件 | 1件 | 4件 |
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| 屋上防水の改修 | 2件 | 1件 | 1件 | 2件 |
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| 新築(防水を含む) | 0件 | 2件 | 0件 | 8件 |
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この例の会社は、50件のうち介護施設での工事が30件です。屋上防水を頼みたい施設にとって近いのは、介護施設での屋上防水の改修4件と、有料老人ホームの新築での防水2件の、あわせて6件です。新築の2件は入居者がいない現場なので、入居者がいる中での実績は4件になります。
施設の種類によって、工事で気をつけることが少しずつ違う点は「介護施設専門」に、資格や登録はありません。慣れているかは、段取りで見分けますで触れています。同じ種類の施設での経験を聞くと、慣れの中身がより具体的に分かります。
入居者がいる中での工事かどうかも、あわせて聞きます。新築の高齢者施設の工事は、入居者の方がいない現場での工事で、暮らしを止めない段取りの経験とは別に数えます。入居者がいる中での工事の段取りを、見せてもらって確かめる方法は実績は、居ながら工事の段取りを見せてもらって確かめますにまとめています。居ながらの大規模修繕の工程の組み方は居ながら工事の工程表は、工事と暮らしの予定を重ねて作りますにあります。
自社で施工したか、下請けとして入ったかを聞きます
同じ実績でも、自社が元請けとして工事全体をまとめたのか、下請けとして一部の工事に入ったのかで、経験の中身が違います。施設とのやり取りや、入居者の方への配慮の段取りは、多くの場合、元請けの会社が受け持つからです。
工事への関わり方と、実績から分かること| 関わり方 | 実績から分かること | 分かりにくいこと |
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| 元請けで、社員の職人が施工 | 段取りから施工、報告までの一通りの経験 | とくになし |
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| 元請けで、協力会社が施工 | 施設とのやり取りと、工事をまとめる経験 | 当日来る職人の、施設での慣れ |
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| 下請けで、一部の工事に入った | その職種の技術 | 施設との調整、工程の組み方 |
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| 手配だけをした(窓口・仲介) | 頼み先を探してつなぐ経験 | 施工そのものの経験 |
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図4 下請けや手配の実績は、施設との段取りの経験とは分けて見る。
下請けの実績が悪いわけではありません。職種の技術は、下請けとしての経験でも十分に磨かれます。ただ、入居者がいる中での工事の段取りや、施設の職員との連絡は、元請けとして関わった実績で見ます。
窓口や仲介の会社の実績は、手配した件数を数えていることがあります。手配した先の施工の会社がどこか、その会社の実績はどうかを、あわせて聞きます。元請けが工事をまるごと別の会社に任せる形には建設業法の決まりがあり、その考え方は「一社にまとめる」には、二つの意味がありますにまとめています。
数字の裏づけは、工事経歴書と紹介先で取れます
聞いた答えは、記録で裏づけを取れます。建設業の許可を持つ会社は、毎事業年度の終わりから4か月以内に、工事経歴書を付けた届出を、許可を出した国や都道府県に出しています。工事経歴書には、主な完成工事が、注文者、工事名、元請か下請か、請負代金の額などとともに載っています。
実績の数字を裏づける記録| 記録 | 分かること | 見方 |
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| 工事経歴書 | 主な完成工事の、元請・下請の別、工事名、請負代金の額 | 許可を出した役所の閲覧所で見る。会社に写しを頼む |
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| 経営事項審査の結果 | 完成工事高など、公共工事の入札に使う評価 | 経営事項審査を受けている会社なら、結果を見せてもらう |
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| 紹介先の施設 | 工事中の段取りと、工事のあとの対応 | 同じ種類の施設を紹介してもらい、話を聞く |
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| 工事の報告書・写真 | 工事の前・中・後の様子と、養生や掲示 | 施設名などを伏せた見本を見せてもらう |
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工事経歴書は、許可を出した役所の閲覧所で見ることができます。会社に頼めば、写しを出してくれることもあります。工事経歴書に載るのは主な工事なので、小さな修理の件数までは分かりませんが、元請か下請かを確かめるには役に立ちます。
許可の調べ方や閲覧の仕方は老人ホームの営繕業者は、公的な記録で確かめられますにまとめています。公共工事の入札に使われる経営事項審査の見方は経営事項審査の点数は、順位ではなく条件を確かめるために見ますで書いています。
数字の大きさより、自分の施設との近さを見ます
実績の数字で最後に見るのは、自分の施設との近さです。施設の種類、建物の作り、規模、工事の種類、入居者がいる中か、地域。この6つが近い工事の件数が、施設にとっての本当の実績です。
自分の施設との近さを見る6つの物差し| 物差し | 近いと言える例 |
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| 施設の種類 | 同じ特養どうし、同じグループホームどうし |
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| 建物の作り | 同じ鉄筋コンクリート造、同じ木造2階建て |
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| 規模 | 定員や延べ面積が近い |
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| 工事の種類 | 同じ屋上防水、同じ給湯器の更新 |
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| 入居者がいる中か | 入居者が暮らしたままの工事 |
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| 地域 | 同じ県内、雪や塩害など気候の条件が同じ |
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図5 絞っていくと、施設にとっての実績が見えてくる。
前の節の表の会社なら、50件が、屋上防水の実績としては4件になります。絞った結果、近い実績が数件しかないこともあります。それでも、その数件の中身を具体的に話せる会社のほうが、50件という数字だけの会社より、施設の工事を思い描いてくれます。
近い実績がまったくない会社でも、小さな修理を1件頼んで動き方を見る方法があります。業者が信頼できるかを、困った場面での行動で見分ける方法は業者が信頼できるかは、5つの場面の行動で分かりますにまとめています。
聞き方の例:電話・面談・メールで
実績の中身は、聞き方を少し工夫すると、相手も答えやすくなります。疑っているように聞こえないよう、「比べるために、どの会社にも同じことを伺っています」と最初に添えます。場面ごとの聞き方の例は次のとおりです。
実績の中身の聞き方の例| 場面 | 聞き方の例 |
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| 最初の電話 | 「介護施設の実績50件」とありました。施設の数ですか、工事の件数ですか。何年からの数ですか |
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| 面談で、近い件数を聞く | うちと同じような特養で、入居者がいる中での給湯器の更新は、この3年で何件ありましたか |
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| 面談で、施工の形を聞く | その工事は、御社が元請けでしたか。当日の職人は社員の方でしたか |
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| メール | 比べるために、どの会社にも同じ表をお送りしています。分かる範囲でご記入ください |
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| 答えがあいまいなとき | 代表的な1件で結構です。いつ、どんな施設で、どんな工事だったかを教えてください |
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あいまいな答えが返ってきたら、「代表的な1件」を具体的に聞きます。1件でも、いつ、どこで、何を、どう段取りしたかを話せる会社は、その工事を自分たちの経験として持っています。反対に、1件も具体的に話せないときは、数字は営業の言葉として受け止めます。
メールで聞くときは、5つのことを表にして送ると、会社ごとの答えを並べやすくなります。候補の会社を同じ項目で比べる表の作り方は営繕業者の比較は、12列の表に書き込んでから決めますにまとめています。
モデルケース:屋上防水の業者選びで「実績50件」の中身を聞いた法人
モデルケース:グループホーム3か所(各2ユニット・定員18名)を運営する法人の本部
数字の小さい会社のほうが、近い実績を多く持っていた
変わったこと(結果)
2社の実績の数字を5つの聞き方で数え直したうえで、屋上防水の改修の業者を決めました。聞き取りは、2社ともメール1通と面談1回で済みました。経営会議への説明の資料に、近い条件の件数を並べたところ、1回の説明で承認されました。工事は入居者が暮らしたまま1か月半で終わり、職員から上がった困りごとは、決めておいた連絡の流れで、その日のうちに片づきました。
背景と、困っていたこと
法人は、築25年のグループホームの屋上防水の改修を考えていました。候補の1社はホームページに「介護施設の実績50件」、もう1社は「12件」と書いていました。本部の担当者は50件の会社に傾いていましたが、経営会議で50件の中身を問われ、答えられませんでした。
決めたこと
担当者は、2社に同じ5つの質問を表にして送りました。50件の会社の数字は創業からの工事の件数で、多くは新築の高齢者施設での下請けの防水工事でした。入居者がいる中での防水の改修を元請けで行ったのは、この10年で2件でした。12件の会社の数字は施設の数で、このうち8件が、入居者がいる中での屋上防水の改修を元請けで行ったものでした。法人は2社に同じ条件で見積を頼み、12件の会社から紹介を受けたグループホーム1か所で、工事中と工事のあとの様子を聞いてから決めました。
進めてみて分かったこと
担当者が迷ったのは、数字の大きい会社を外すことでした。50件の会社も防水の技術は確かだと考え、外壁の部分補修など、入居者の暮らしに響きにくい工事では候補に残しました。