手数料の形は4つ、払う人は2通りです
ここでいう修繕の窓口・仲介は、施設から修理の相談を受けて、工事の会社を探して取り次ぐ会社のことです。その手数料と営繕の代行の手数料は、計算のしかたと払う人で、4つの形に分かれます。名前は「手数料」「管理費」「紹介料」「事務手数料」と会社ごとに違いますが、中身はこの4つのどれかにあたります。
手数料の4つの形と、払う人| 形 | 計算のしかた | 払う人 | 施設からの見え方 |
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| 定率 | 工事費に率をかける(工事費の何%) | 施設 | 見積や請求書に行として出る |
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| 定額 | 1件ごと、または1か月ごとに決まった額 | 施設 | 請求書で見える |
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| 紹介料 | 工事が決まったとき、工事の会社が窓口に払う | 工事の会社 | 施設の請求書には出ない |
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| 見積に含む管理費 | 元請や代行の経費として、工事の代金に含める | 施設(工事の代金として) | 行が分かれていなければ見えない |
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図1 上の2つは施設が払い、下の2つは施設から見えにくい。
4つは組み合わさることもあります。たとえば、月ごとの定額で受付をし、工事が決まったら工事の会社から紹介料を受け取る、という形です。1つの会社に2つの形があることもあるので、「手数料はありますか」ではなく、「どの形で、誰が、いくら払いますか」と聞きます。
代行の会社が元請になり、自社の名前で発注する形では、手数料は4つ目の「見積に含む管理費」になります。代行の契約の形と、責任の違いは修繕管理の代行は、誰の名前で発注するかで責任が変わりますにまとめています。
相場の目安は、形ごとに違います
営繕の代行や窓口の手数料には、国や業界団体が示す公的な相場はありません。そのうえで、見積や契約書でよく見る幅を、目安として挙げます。会社の規模、受付の時間帯(夜間や休日を含むか)、地域、建物の数で、大きく変わります。
手数料の形ごとの、目安と幅が出る条件| 形 | 目安 | 幅が出る条件 |
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| 定率 | 工事費の5〜15%ほど | 工事が小さいほど率は高めになりやすい。現地の確認や立ち会いを含むかで変わる |
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| 定額(1件ごと) | 1件数千円〜数万円ほど | 現地を見に行くか、電話と写真だけで済むか |
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| 定額(1か月ごと) | 月に数万円から | 受付が24時間か、建物の数、巡回を含むか |
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| 紹介料 | 工事の代金の数%〜1割台ほど | 会社ごとの取り決め。施設には知らされないこともある |
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| 見積に含む管理費 | 工事費の1割前後から | 元請として現場を管理するか、下請の段数がいくつか |
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目安を見るときは、率だけでなく金額で考えます。同じ5,000円の定額でも、3万円の水漏れの修理なら工事費の約17%、30万円の修理なら約1.7%です。300万円の給湯器の交換に5%の定率がかかれば、手数料は15万円になります。
図2 小さな修理には定額が重く、大きな工事には定率が重くなる。
手数料とは別に、工事そのものの料金にも、人工単価・出来高・定額・実費精算の形があります。工事の料金の形は営繕の外注費は、4つの料金の形で見え方が変わりますで書いています。
誰が払うかで、施設からの見え方が変わります
施設が払う定率と定額は、見積や請求書に行として出るので、見えます。いっぽう、工事の会社が払う紹介料と、工事の代金に含まれる管理費は、施設の手元の書類には出てこないことがあります。見えないからといって、ないわけではありません。
図3 見えにくい手数料も、聞けば形と率が分かる。
工事の会社が払う紹介料は、工事の会社にとっては営業の経費です。経費は、ほかの経費と同じように、いずれ工事の値段に織り込まれます。ただ、紹介料があれば割高になる、とも言い切れません。工事の会社が自分で営業に使っていた費用が、紹介料に置きかわっているだけのこともあります。
「相談無料」「見積無料」の窓口も、どこかで費用はまかなわれています。どこからまかなわれているかを聞くのは、失礼なことではありません。当窓口も、施設からのご相談と見積のご依頼は無料で、お断りいただいてもかまいません。
まとめて頼むと楽になるかわりに、単価の見えやすさを手放すこともあります。何を手放し、何を残せるかはワンストップで楽になる分、3つを手放します。一部は残せますにまとめています。
手数料が乗っても、総額が下がる場合があります
手数料がかかると、総額は上がるように思えます。けれども、手数料の分より大きく、工事費や職員の手間が減ることがあります。逆に、手数料の分だけ高くなる場合もあります。どちらになるかは、修理の中身で分かれます。
手数料が乗っても総額が下がる場合・下がらない場合| ことがら | 下がる場合 | 下がらない場合 |
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| 見積の比べ方 | 同じ条件で複数の見積を比べ、工事費の差が手数料より大きい | 頼める会社が1社しかなく、比べる相手がいない |
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| 直し方 | 替えずに直す方法が見つかり、工事が小さくなる | もともと交換しか方法がない |
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| 移動と出張 | 近くの業者に当たり、出張費が減る | 遠くの業者しか来られない |
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| 職員の時間 | 業者探しと電話に使っていた時間が減る | 施設の担当者が、もともと手早く手配できている |
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| 手数料の重なり | 間に入る会社が1つだけ | 窓口から元請、元請から下請と、経費が何重にも重なる |
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図4 工事費の差と職員の時間を足して、手数料と比べる。
職員の時間は、金額に表しにくい分、見落とされがちです。特殊浴槽の不具合で、修理の相談をされた事務長の声です。
何より助かったのは、私自身が一から業者を探して何社にも電話をする必要がなかったことです。
ご利用者の声 東京都内・介護施設/事務長
取材にもとづき掲載しています(施設名は非公開)。内容はご本人の申告によるもので、個人の感想です。
比べるときは、同じ条件で見積を取ることが前提です。条件がそろっていないと、差が手数料の分なのか、工事の範囲の違いなのかが分かりません。見積の条件のそろえ方は見積の比較表は、条件書で6つをそろえてから作りますにあります。
元請の利益と窓口の手数料は、払う対象が違います
元請の会社の見積にも、経費と利益が含まれています。これは手数料と同じものでしょうか。似ていますが、払う対象が違います。元請の経費と利益は、工事を完成させる責任と、現場を管理する手間に対して払うものです。窓口の手数料は、業者を探し、取り次ぐ手間に対して払うものです。
公共の建築工事の積算基準では、工事の値段を、材料や手間にあたる直接工事費から積み上げます。そこに、共通仮設費、現場を管理する現場管理費、会社の経費と利益にあたる一般管理費等を加えます。現場管理費と一般管理費等は、工事の規模や工期に応じた率で見込みます。元請の経費と利益は、工事の値段の一部として、もともと組み込まれているものです。
元請の経費と利益・窓口の手数料の違い| ことがら | 元請の経費と利益 | 窓口の手数料 |
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| 払う対象 | 工事を完成させる責任と、現場の管理 | 業者探しと取り次ぎ、日程の調整 |
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| 工事の不具合の責任 | 元請が負う | 工事をした会社が負う(窓口は取り次ぐ) |
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| 見積での書かれ方 | 現場管理費・一般管理費・諸経費などの行 | 手数料・事務手数料の行。紹介料なら出ない |
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| 重なり方 | 下請の段数が増えるたびに重なる | 窓口が元請を兼ねると、元請の経費と重なることがある |
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気をつけたいのは、窓口が元請も兼ねる形です。このときは、窓口の手数料と元請の経費が、1つの見積の中で重なっていることがあります。施工を1社にまとめる形と、窓口だけを1つにする形の違いは「一社にまとめる」には、二つの意味がありますで書いています。
入居者の方がいる中の工事では、仮設・養生・時間帯の割増が、総額の2割〜4割になることがあります。これも手数料とは別の費用です。その中身と確かめ方は仮設・養生・割増の割合は、施設が渡す条件で変わりますにあります。
契約の前に、6つのことを確かめます
手数料の形と額は、契約の前に聞けば分かります。聞くことは、次の6つです。答えをメモに残し、ほかの窓口や代行の会社と同じ表で比べます。
手数料について、契約の前に確かめる6つのこと| 確かめること | 聞き方の例 | 答えで分かること |
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| 1. 誰が払うか | 手数料は、施設が払いますか、工事の会社が払いますか | 見える手数料か、見えにくい手数料か |
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| 2. 何に対しての手数料か | 率をかけるもとは税抜の工事費ですか。追加工事にもかかりますか | 工事が増えたときの手数料の増え方 |
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| 3. 手数料に含まれる仕事 | 現地の確認、見積の比較、日程、立ち会い、完了の確かめ、記録のどこまでですか | 別料金になる仕事 |
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| 4. 見積に分けて書かれるか | 工事費と手数料を、別の行に分けて出してもらえますか | 内訳が見えるか |
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| 5. 業者を施設が選べるか | 比べた見積の中から施設が選べますか。指定の業者も使えますか | 紹介料の多い会社に偏らないか |
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| 6. 断ったときと、やめたとき | 見積だけで断ったら費用はかかりますか。直接取引の制限はありますか | あとでもめる種が契約にないか |
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6つ目の「直接取引の制限」は、見落としやすい点です。窓口を通して知り合った工事の会社に、次からは施設が直接頼むことを、契約で一定の期間禁じている場合があります。禁じること自体は珍しくありませんが、期間と、破ったときの扱いを先に知っておきます。
見積に「一式」とあって手数料の行が見えないときは、内訳を分けてもらえるかを聞きます。建設業法でも、工事の会社は、材料費・労務費などの内訳を明らかにして見積をするよう努めることとされています(第20条)。一式の見積の分け方は「一式」を分けてもらえば、1社の見積でも判断できますにまとめています。
紹介サイトや一括見積の仕組みも、払う人で分かれます
インターネットの紹介サイトや一括見積のサービスには、施設からはお金を受け取らず、工事の会社から費用を受け取る形があります。工事の会社が払うのは、掲載の料金、見積の依頼1件ごとの料金、工事が決まったときの成約の料金などです。
紹介や一括見積の仕組みと、施設が確かめること| 仕組み | 工事の会社が払うもの | 施設が確かめること |
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| 掲載型 | 一覧に載るための、月ごとの料金 | 一覧の並び順が、料金で決まっていないか |
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| 依頼ごとの課金 | 見積の依頼1件ごとの料金 | 同じ依頼が、何社に送られるか |
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| 成約ごとの課金 | 工事が決まったときの料金 | 見積のあとに断っても、費用や不利な扱いがないか |
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どの仕組みでも、施設の名前や連絡先が、何社に渡るかを確かめておきます。依頼1件ごとの課金の形では、同じ依頼が多くの会社に送られ、施設に電話が何本もかかってくることがあります。
インターネットのほかに、同業の施設や業界団体を通じて紹介を受ける方法もあります。紹介の経路と頼み方は修繕業者の紹介は、団体と同業の施設の2つの経路で集めますに書いています。
分野によって、窓口を通すか直接頼むかを分けます
すべての修理を、窓口や代行に通す必要はありません。手数料に見合うのは、分野がばらばらで、業者を探す手間がかかる修理です。メーカーの専用の機器や、保守の契約がある設備は、直接頼んだほうが早くて安いことが多くあります。
分野ごとの、頼み方の分け方| 分野 | 窓口を通す意味が大きいとき | 直接頼むほうがよいとき |
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| 水回り・建具・照明などの小さな修理 | 分野がばらばらで、業者探しに時間がかかる | すぐ来てくれる業者が決まっている |
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| 特殊浴槽・ナースコールなどの専用の機器 | 保守の契約がなく、修理か交換かで迷う | 保守の契約があり、メーカーや代理店が早く来る |
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| エレベーター | 窓口を通す意味は小さい | 保守会社が決まっている。閉じ込めも保守会社へ |
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| 空調・給湯の交換 | 相見積で工事費の差が出やすい | 同じ系統の機器を、同じ会社が続けて入れ替えている |
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| 屋上防水・外壁などの大規模修繕 | 業者の候補集めと、条件をそろえた見積 | 調査や設計、発注の支援を専門家に頼む |
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専用の機器は、メーカーや代理店でしか部品が手に入らないことがあります。ナースコールの修理を代理店以外に頼めるかはナースコールの修理、代理店以外に頼めるかにあります。
大規模修繕で、診断や設計監理、発注の支援を頼むときの費用は、手数料とは考え方が違います。その費用の見方は営繕の代行は手間に、コンサルは判断の材料に費用を払いますで書いています。
手数料でもめやすい場面は、だいたい決まっています
手数料をめぐる行き違いには、起きやすい場面があります。場面ごとに、起きることと防ぎ方を並べます。
手数料でもめやすい場面と、防ぎ方| 場面 | 起きること | 防ぎ方 |
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| 見積だけで断った | 現地の確認の費用を求められた | 見積だけで費用がかかるかを、依頼の前に聞く |
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| 追加工事が出た | 追加の分にも、定率の手数料がかかった | 率をかけるもとに、追加工事を含むかを決めておく |
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| 同じ業者に直接頼んだ | 直接取引の制限にあたると言われた | 制限の期間と、破ったときの扱いを契約で確かめる |
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| 工事の会社から「紹介料の分が高い」と言われた | 見積の高さの理由が分からなくなる | 紹介料の有無と率を、窓口に聞いておく |
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| 手数料が二重になっていた | 窓口の手数料と元請の管理費が、両方入っていた | 見積で、手数料と管理費の行を分けてもらう |
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表のどの場面も、契約の前に聞いていれば防げたものです。6つのことを聞いた答えを、契約書か、せめてメールで残しておくと、あとで話が食い違ったときに読み返せます。
見積を取ったあとに断る場面では、手数料とは別に、伝え方で次の関係が変わります。断るときの伝え方と文面は断り方で、次に頼める関係が残るかが決まりますにまとめています。
モデルケース:手数料の形を確かめて、頼み方を分けたグループホーム
モデルケース:定員18名(2ユニット)のグループホーム
業者探しの電話が、1件あたり3〜4本から1本に
変わったこと(結果)
手数料の形を確かめたうえで頼み方を分けると、1年分の修理14件のうち、9件を代行の会社を通し、5件を直接頼む形に落ち着きました。代行の会社を通した修理では、業者探しの電話が1件あたり3〜4本から1本になりました。見積に手数料の行が分けて書かれるようになり、法人本部への説明は1回で済むようになりました。
背景と、困っていたこと
このグループホームでは、施設長が営繕も受け持っています。法人の別の事業所が使っていた代行の会社を、そのまま使っていました。ある年、洗面台の交換の見積に「管理費」と「事務手数料」の2つの行があり、本部から「二重にかかっていないか」と聞かれました。施設長は、手数料の形を聞いたことがなく、答えられませんでした。
決めたこと
施設長は、代行の会社に6つのことを聞きました。管理費は元請としての経費、事務手数料は受付と記録の月ごとの定額だと分かり、重なってはいないと確かめられました。そのうえで、ナースコールは保守の契約がある代理店に、照明の交換は近くの電気工事の会社に、直接頼むことにしました。水回りと建具、空調の交換は、代行の会社を通します。
進めてみて分かったこと
迷ったのは、直接頼んだ修理の記録をどう残すかでした。月に1回、直接頼んだ修理も代行の会社の一覧に書き足してもらうことにし、受付と記録の定額の中で受けてもらえました。1年分の修理が1つの一覧にそろったので、翌年度の予算も組みやすくなりました。