理事会で決め手になるのは、見積ではなく4つの資料です
大規模修繕を理事会で説明するときは、見積書に4つの資料を添えます。建物の傷みの調査、30年の総額の比較、資金の計画、先送りした場合の影響です。見積書は「いくらか」には答えますが、「なぜ今か」「長い目で見て得か」「お金は足りるか」「やらないとどうなるか」には答えません。理事長と理事が決めるときに迷うのは、この4つの問いです。
理事会に出す4つの資料| 資料 | 答える問い | 中身 | つくる人 |
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| 1. 建物の傷みの調査 | どこが、どこまで傷んでいるか | 部位ごとの写真と劣化の度合い、法定点検の指摘 | 事務長(調査は設計事務所や調査会社) |
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| 2. 30年の総額の比較 | 長い目で見て、どの案がよいか | 案ごとの工事費・やり直し・止まった日の費用の30年分の合計 | 事務長(単価は設計事務所や施工会社) |
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| 3. 資金の計画 | お金は足りるか | 積立金・補助・借入れの組み合わせと、年度ごとの出入り | 事務長と会計の担当 |
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| 4. 先送りした場合の影響 | 今やらないと何が起きるか | 雨漏り・設備の停止・安全の心配と、その費用 | 事務長と施設長 |
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図1 見積書に、4つの問いに答える資料を添える。
4つの資料は、それぞれA4で1枚に収めます。細かい数字や見積書の原本は別紙にして、理事会の当日は1枚ずつ順に見せます。資料が厚いと、理事の目が細かい数字に向き、決めるべきことが見えにくくなるからです。
理事長が迷うのは、「なぜ今か」と「この金額でよいか」です
理事長は、法人の財産を大きく動かす決定に責任を負います。社会福祉法では、重要な財産の処分や譲受け、多額の借財などは理事会で決める事項で、理事長ひとりに任せることはできません。大規模修繕の契約や、そのための借入れ、積立金の取り崩しは、法人の定款と経理規程で決めた金額の線を超えると、理事会の議題になります。
理事会でよく出る質問と、答えになる資料| よく出る質問 | 答えになる資料 | 準備しておく答えの形 |
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| なぜ今年なのか | 1. 傷みの調査、4. 先送りの影響 | 来年に延ばすと増える費用と、暮らしへの影響 |
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| もっと安くならないのか | 見積の比較表、2. 30年の総額 | 同じ条件で比べた社数と、金額の差の理由 |
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| 部分的に直すだけではだめか | 2. 30年の総額 | 部分補修の案を並べた30年の合計 |
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| お金は足りるのか | 3. 資金の計画 | 取り崩す積立金と、残る額 |
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| 建て替えたほうがよいのではないか | 2. 30年の総額(建て替えの案) | 築年数と耐震、設備の基準からの判断 |
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| 入居者の方への影響はどうか | 工程表と居ながら工事の段取り | 居室を移る方の人数と期間 |
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質問の多くは、1回目の理事会で出てきます。答えを持たずに臨んで継続審議になると、次の理事会までの数か月、着工がずれます。補助を使う工事では、ずれた分だけ申請の年度がずれることもあります。前もって、この表の質問に答える資料をそろえておきます。
資料1:建物の傷みは、写真と度合いの表で見せます
建物の傷みの調査は、理事が見てすぐに分かる形にします。専門の報告書をそのまま出すのではなく、部位ごとに写真を1〜2枚選び、劣化の度合いを4つの段階で示します。度合いの横には、その段階でどうするかを1行で書きます。
傷みの度合いの示し方(例)| 度合い | 見た目の例 | 理事会での伝え方 |
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| A 問題なし | 色あせ程度 | 今回は工事しない |
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| B 軽い傷み | 細いひび、目地の硬化 | 次の計画で直す |
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| C 進んだ傷み | 防水のふくれ、外壁の浮き | 今回の工事で直す |
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| D 急ぐ傷み | 雨漏り、外壁のはがれ | 今年度中に直す。安全の手当てを先にする |
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写真は、毎年同じ場所から撮っておくと、傷みの進み方を見せられます。5年分を並べると、言葉で説明するよりも早く伝わります。建物の平面図に度合いの記号を置いた1枚を添えると、どこに傷みが集まっているかが一目で分かります。
法定点検で指摘を受けている所は、指摘の文をそのまま添えます。建物の定期報告の指摘は、直さないと次の報告でも同じ指摘が続きます。定期報告の種類と中身は12条点検は4つに分かれ、防火設備の検査は別に受けますにまとめています。
資料2:30年の総額の比較は、案ごとに30年でかかる額を並べます
30年の総額の比較は、今回の工事の金額だけでなく、30年のあいだにかかる費用の合計を、案ごとに並べた資料です。今直す案は今年の支出が大きく、先送りする案は今年の支出が小さくなります。ところが30年で足すと、先送りの案のほうが高くなることがよくあります。この差を数字で見せるのが、この資料の役目です。
図2 今年の金額ではなく、30年の合計で比べる。
案は2つか3つにします。今直す案と、部分的に直して先送りする案を基本にして、築年数が進んだ建物では建て替えの案を加えます。1つの案だけを出すと、理事は「ほかの方法はないのか」を考え始め、議論が振り出しに戻ります。
建て替えの案を並べるかどうかは、築年数だけでは決まりません。耐震の基準、今の設備の基準に合わせられるか、配管を更新できるかで決まります。建て替えの時期の考え方は建て替えの時期は、築年数より耐震・設備の基準・配管で決まりますにまとめています。
30年の総額は、5つの手順で作ります
30年の総額の比較は、5つの手順で作ります。数字の多くは、長期修繕計画と、設計事務所や施工会社の見積から持ってこられます。下の表は、屋上防水を例にした形です。金額は説明のための目安です。
図3 工事の年を置いてから、費用を足していく。
30年の総額の比較(屋上防水の例・目安)| 時期 | A 今年度に改修 | B 部分補修で5年先送り |
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| 今年度 | 改修 1,800万円 | 部分補修 300万円 |
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| 1〜5年目 | なし | 雨漏りの復旧2回 計200万円 |
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| 5年目 | なし | 改修 2,300万円(下地の補修が増える) |
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| 20年目 | 2回目の改修 1,800万円 | なし |
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| 25年目 | なし | 2回目の改修 1,800万円 |
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| 止まった日の影響(金額の外) | なし | 居室の移動 延べ20日、職員の手間 約60時間 |
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| 30年の合計(金額) | 3,600万円 | 4,600万円 |
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4の止まった日の費用は、見落としやすい行です。雨漏りの日の居室の移動、設備が止まった日の代わりの手配、仮設の機器の借り賃など、工事費の外で出ていく費用を入れます。金額にしにくいものは、日数と人数で書きます。
物価の上がり分は、比べるときはいったん外し、今の値段でそろえます。そのうえで、先送りした工事が物価でいくら上がるかを、別の行で幅として示します。工事の年と単価は、30年の修繕の計画から持ってきます。計画の持ち方は長期修繕計画は、30年・5年・単年の3つで持ちますにまとめています。公開されている㎡あたりの単価で桁を確かめる方法は大規模修繕の費用は㎡単価で桁をつかみ、量・単価・時期の3つで抑えますにあります。
資料3:資金の計画は、財源の組み合わせと年度ごとの出入りで示します
資金の計画は、工事のお金をどこから出すかと、年度ごとにいつ出ていくかを示す資料です。財源は、修繕のための積立金の取り崩し、補助、借入れ、その年度の収支の4つの組み合わせです。工事の代金は、契約の時と完了の時など、分けて払うことが多いので、払う時期も並べます。
資金の計画に書く財源| 財源 | 書くこと | 理事会で聞かれやすいこと |
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| 積立金の取り崩し | 取り崩す額と、取り崩したあとに残る額 | 次の大きな工事の分は残るか |
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| 補助 | 申請する制度、見込みの額、交付の決定の時期 | 採択されなかったらどうするか |
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| 借入れ | 借りる額、期間、毎年の返済の額 | 毎年の収支で返せるか |
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| その年度の収支 | 修繕費として出せる額 | ほかの支出を削るのか |
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補助は、交付の決定が出るまで額が決まりません。補助が出た場合と出なかった場合の2通りの資金の計画を用意し、出なかった場合に工事の範囲を減らすのか、借入れで補うのかまで書いておきます。補助を使う工事は、交付の決定より前に契約や着工ができないので、理事会の決議の時期も合わせます。補助の申請から完了までの流れは補助を使う工事は、交付決定の通知が届くまで契約しませんにまとめています。
借入れは、社会福祉法で理事会が決める事項に挙げられている「多額の借財」に当たることがあります。積立金の取り崩しも、法人の決まりで理事会の議決が要ることが多いので、資金の計画に書いた財源は、そのまま議案の決議の事項に入れます。
資料4:先送りした場合の影響は、暮らしと費用の両方で書きます
先送りした場合の影響は、入居者の方の暮らしへの影響と、費用への影響の両方で書きます。費用だけだと「来年でも同じだろう」と受け取られやすく、暮らしだけだと「大げさだ」と受け取られやすいからです。部位ごとに、何が起きるかを具体的に書きます。
先送りした場合の影響の書き方| 部位 | 入居者の方の暮らしへの影響 | 費用への影響 |
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| 屋上防水 | 雨漏りで居室を移る。天井のしみとにおい | 内装と電気の復旧。下地の補修が増える |
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| 外壁 | はがれ落ちる心配で、通路や庭を閉じる | 落ちた所の補修と、全面の調査の前倒し |
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| 給湯・空調 | 入浴を清拭に替える日や、暑い・寒い部屋が出る | 仮設の機器の借り賃と、急ぎの交換の割増 |
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| エレベーター | 2階以上の方の食事や受診の移動が難しくなる | 止まった日の人手と、部品がない場合の全体の更新 |
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図4 暮らしと安全への影響の有無で、先送りできるかが分かれる。
特殊浴槽や給湯が止まった日は、入浴を清拭に替えることができます。それでも、止まる日が増えれば暮らしの質は下がり、職員の手間も増えます。止まった日数と、その日に増えた職員の手間の時間を過去の記録から書き出しておくと、影響が数字で伝わります。
理事会での説明は、決めてほしいことから話します
理事会での説明は、決めてほしいこと、建物の傷み、先送りした場合の影響、30年の総額の比較、資金の計画、業者の選び方と日程、の順にします。最初に決めてほしいことを示すと、理事はそのあとの説明を、決めるための材料として聞けます。傷みと先送りの影響を先に見せると、「なぜ今か」の質問に先回りできます。
図5 決めてほしいことを先に示し、問いに答える順に並べる。
20分の説明の時間の配り方(例)| 順番 | 時間の目安 | 見せるもの |
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| 1. 決めてほしいこと | 2分 | 議案の1枚目 |
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| 2. 建物の傷み | 4分 | 写真と度合いの表、平面図 |
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| 3. 先送りした場合の影響 | 3分 | 影響の表 |
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| 4. 30年の総額の比較 | 5分 | 案ごとの合計の表 |
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| 5. 資金の計画 | 3分 | 財源の表と、年度ごとの出入り |
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| 6. 業者の選び方と日程 | 3分 | 見積の比べ方と、工程の概要 |
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資料は、理事会の1週間前までに理事に送ります。理事長には、その前に一度、資料を見ながら説明しておきます。専門の言葉は、「打診」なら「たたいて浮きを調べる」のように、言い換えて話します。
議案には、決めてもらう5つのことを書きます
議案には、理事会で決めてもらうことを5つに分けて書きます。工事の範囲、予算の上限、業者の選び方、財源、時期です。この5つが書かれていないと、理事会で賛成を得ても、どこまで決めたのかがはっきりせず、契約の前にもう一度諮ることになります。
議案に書く5つのこと(書き方の例)| 決めること | 書き方の例 |
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| 工事の範囲 | 屋上防水と外壁の改修(別紙の仕様書のとおり) |
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| 予算の上限 | 工事費〇〇円以内(予備の費用を含む) |
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| 業者の選び方 | 同じ仕様書による3社以上の見積合わせ、または入札 |
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| 財源 | 修繕のための積立金から〇〇円、残りはその年度の収支から |
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| 時期 | 〇年〇月に契約、〇月に着工、〇月に完了 |
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予算の上限の中で業者を決めて契約することを理事長に任せる形にしておくと、見積合わせのたびに理事会を開かずに済みます。上限を超える場合や、範囲を大きく変える場合は、もう一度理事会に諮ると書いておきます。
施工会社の候補に、理事と関わりのある会社が入っていることもあります。決議に特別の利害関係がある理事は議決に加われないので、候補が決まった段階で確かめておきます。法人の中の稟議の書き方は修繕の稟議書は、承認者の4つの問いに答えて書きますに、見積合わせの社数の決まりは社会福祉法人の相見積は、400万円を境に2社と3社に分かれますにまとめています。
モデルケース:2回続けて継続審議になった特養の議案
モデルケース:定員70名の特別養護老人ホーム
3回目の理事会で、30分の審議で決まった
変わったこと(結果)
2回続けて継続審議になっていた屋上防水と外壁の改修の議案が、4つの資料をそろえた3回目の理事会で、質疑を含めて30分で決まりました。理事からの質問は前回の11問から4問に減り、そのうち3問は、配った資料の中で答えられました。決まった翌月には、見積合わせに入れました。
背景と、困っていたこと
この特養は従来型で、築29年です。法人は、特養と通所の事業所を1つずつ運営しています。事務長は、3社の見積書と比較表を理事会に出しました。けれども、なぜ今年なのか、部分的に直せば足りるのではないか、積立金を使い切ってよいのか、という質問に答えきれませんでした。資料を増やすと、かえって分かりにくくなるのではないか、という迷いもありました。
決めたこと
事務長は、4つの資料をA4で1枚ずつ作りました。30年の総額では、今直す案と、部分補修で先送りする案を並べ、先送りの案が30年で約1,000万円高くなることを示しました。資金の計画は、補助が出た場合と出なかった場合の2通りを用意しました。説明の順番も、見積の説明から始めるのをやめ、決めてほしいことから話す形に変えました。
進めてみて分かったこと
過去5年分の屋上の写真を、同じ場所から撮ったものだけ並べたところ、言葉の説明より早く傷みの進み方が伝わりました。30年の総額の工事の年と単価は設計事務所に出してもらい、止まった日の費用の行は、事務長が施設の記録から埋めました。