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がんの相談相手を電話で見つける|「話だけ聞いてほしい」の伝え方

このテーマの総論:がんの無料電話相談はどこに?公的窓口と民間窓口の使い分け

この記事の結論

話を聞くことに徹する電話のほかに、同じ病気や同じ立場を経験した人と話せる患者会やピアサポートという選択肢があります。専門の相談窓口とは役割が違い、経験を分かち合う場です。どこにかけるときも、最初に「話だけ聞いてほしい」と一言伝えると、すれ違いが減ります。

理由と根拠は、このあと本文でくわしくお伝えします。 主な出典:国立がん研究センター がん情報サービス「『がん相談支援センター』とは」/同「相談… ほか6件 参考・出典を見る 先に「次の一歩」を見る

話だけ聞いてくれる電話の相手は、大きく2通りあります。ひとつは、聞くことを役目にしている相談の電話。もうひとつは、同じ病気や同じ立場を経験した人と話せる、患者会やピアサポートです。周りに同じ病気の人がいなくて寂しいと感じているなら、後者が助けになることがあります。

どちらが合うかは、人によっても、その日の気持ちによっても違います。仲間の話に救われる人もいれば、人の経過を聞くとかえって苦しくなる人もいます。この記事では、同じ経験をもつ人と電話や集まりで話す方法と、専門の相談窓口との役割の違い、そして最初に「話だけ聞いてほしい」と伝える言い方をまとめました。

こんな気持ちで、このページを開いた方へ

  • 周りに同じ病気の人がいなくて、この感じを分かってくれる人がいない。
  • 家族と病気の話をすると、心配が先に立って、いつの間にか言い争いになる。
  • ただ話したいだけなのに、相談窓口は何かを解決したい人のための場所に見える。

がんのことで話し相手がほしいです。話だけ聞いてくれる電話はどこにありますか?

評価も助言もせずに聞くことに徹する電話は、相談室などにあります。そのうえで「同じ病気の人と話したい」と感じるなら、患者会やピアサポートが選択肢になります。どちらにかけるときも、最初に「話だけ聞いてほしい」と伝えると、すれ違いにくくなります。

がんと家族の相談室には、評価も助言もしない20分の「ただ聞く」電話があり、ご希望があれば記録も残しません。その電話の中で何が起きるのかは聞くことに徹する電話の記事に、聞いてもらえる場所の全体像は聞いてもらえる場所の種類と特徴に、それぞれまとめています。

この記事で扱うのは、その先の選択肢です。「聞いてもらう」だけでなく、「分かってもらう」相手がほしい。同じ治療を受けた人、同じように家族を看病している人の声を聞きたい。そう感じたときに使える、同じ経験をもつ人どうしの電話や集まりについて、役割と使い方を見ていきます。

同じ病気や同じ立場の人と話すと、何が違うのですか?

いちばんの違いは、説明しなくても通じる感覚です。検査結果を待つ数日の長さ、治療の日の夜のだるさ、家族に言えない本音。同じ経験をした人には、言葉の途中で伝わることがあります。

家族や友人は、あなたを大切に思ってくれる相手です。けれど、経験したことのない人に、治療の日の夜の感覚を説明するのは骨が折れます。説明しているうちに疲れてしまい、「やっぱりいいや」と話を切り上げてしまう。そんなことが重なると、話し相手がいるのに、ひとりでいるような気持ちになります。

同じ病気を経験した人との会話では、「分かる、あの待ち時間は長いよね」の一言が返ってきます。それだけで、張っていた肩の力が抜けることがあります。職場にどう伝えたか、髪のことで外出がおっくうになった時期をどう過ごしたか、といった暮らしの工夫を聞けるのも、仲間ならではです。

ご家族も同じです。看病している人どうしなら、「本人の前では笑って、帰りの車で泣く」という話が、説明なしで通じます。家族は「第二の患者」ともいわれると、国立がん研究センターのがん情報サービスは書いています。支える側にも、同じ立場の仲間が必要になることがあります。

患者会やピアサポートには、電話で話せるところもありますか?

あります。患者会や支援団体の中には、同じ病気を経験した人が電話で話を聞く取り組みをしているところがあり、病院や地域によっては、ピアサポートの相談の場が設けられていることもあります。曜日や時間、話せる形は団体ごとに違います。

ことばを整理しておきます。患者会は、同じ病気の患者や家族が集まって、経験や情報を分かち合う会です。患者サロンは、病院や地域の一室で開かれる語らいの場を指して使われ、予約なしで立ち寄れる場合もあります。ピア(peer)は「仲間」「対等な立場の人」という意味の英語で、ピアサポートは、がんを経験した人がその経験をもとに相談相手になる活動のことです。

話せる形は、電話のほかに、集まりに参加する形、オンラインで顔を合わせる形などさまざまです。電話で話せる日が週に限られていたり、集まりが月に一度だったりと、いつでもつながるわけではありません。だからこそ、仲間と話す場は「今夜の相手」ではなく、「暮らしの中に置いておく相手」として探すのが向いています。

ひとつの会が合わなくても、会の数は一つではありません。雰囲気、年代、がんの種類、集まる場所。合う場所に出会うまで、いくつか試してかまいません。

自分に合う会やピアサポートは、どうやって探せばいいですか?

いちばん確かな入口は、がん相談支援センターで「近くに患者会や患者サロン、ピアサポートの場はありますか」と尋ねることです。通院先の病院の掲示やパンフレット、主治医や看護師からの案内も手がかりになります。

がん相談支援センターは、全国のがん診療連携拠点病院などにある相談窓口で、患者さんだけでなく家族や、その病院に通っていない人も、無料・匿名で利用できます。がん情報サービスの説明では、がんにくわしい看護師や、生活全般の相談ができるソーシャルワーカーなどが相談員として対応しています。地域の会や集まりについて尋ねられる場所なので、「同じ病気の人と話したい」という相談をそのまま持ち込めます。

立場や年代によって、探し方の手がかりも変わります。思春期から30歳代の方は、がん情報サービスに「AYA世代」(主に思春期の15歳から30歳代まで)向けの情報がまとめられていて、同世代ならではの悩みを知る入口になります。お子さんががんの親御さんは、公益財団法人がんの子どもを守る会で、小児がん専門のソーシャルワーカーに相談できます(東京03-5825-6312/大阪06-6263-2666、平日10時〜17時、年末年始を除く)。親ががんになったお子さんとのかかわりについては、NPO法人ホープツリーの「Hope Tree~パパやママががんになったら~」にも情報があります。

  • 運営しているのは、患者や家族の会か、病院か、自治体か
  • 電話・集まり・オンラインの、どの形で話せるか
  • 話せる曜日と時間
  • 会費や参加費がかかるかどうか
  • 名前を出さずに参加できるかどうか
  • 話した内容が、どう扱われるか
会やピアサポートに連絡する前に、確かめておきたいこと

相談窓口とピアサポートは、役割がどう違うのですか?

相談窓口は、専門の相談員が、情報や制度、次の相談先を一緒に探す場所です。ピアサポートは、経験した人どうしが、気持ちや暮らしの工夫を分かち合う場所です。どちらが上ということはなく、話したい中身で使い分けます。

たとえば「副作用で仕事を続けられるか不安」という同じ悩みでも、相談窓口に持ち込めば、使える制度や、職場との話し合い方の情報が返ってきます。ピアサポートに持ち込めば、「私は時短勤務にしてもらった」「最初の数か月がいちばんきつかった」という経験が返ってきます。どちらも役に立ちますが、受け取るものの種類が違います。

そして、もう一つ別の役割として、評価も助言もせずに聞くことに徹する電話があります。仲間の経験も、専門家の情報も、今日はいらない。ただ受け止めてほしい。そんな日は、そちらが合っています。

観点患者会・ピアサポートがん相談支援センターなどの相談窓口
話す相手同じ病気や立場を経験した人看護師やソーシャルワーカーなどの相談員
受け取れるもの共感、暮らしの工夫、経験談正確な情報、制度、次の相談先
向かないこと自分の治療の判断、医学的な確かさ体験の分かち合い
つながる時間団体ごとに限られた曜日・時間センターごとに違い、平日の日中が中心
向いている日分かってもらいたい日何をすればいいか知りたい日
同じ経験の仲間と、専門の相談窓口の役割の違い

同じ病気の人と話すとき、気をつけておくことはありますか?

人の経過は、あなたの経過の予告ではありません。治療や薬、食べものについて聞いた話は主治医に確かめ、比べて苦しくなったら距離を置いてかまいません。話す中身も、出したい分だけで十分です。

がんは、同じ病名でも、進み方も治療の効き方も人によって違います。仲間の「この治療はよく効いた」という話も、「ここから急に悪くなった」という話も、その人の経過です。耳に入ると、どうしても自分に当てはめたくなりますが、自分の見通しをいちばん確かに話せるのは、あなたを診ている主治医です。

体に入れるものの話には、特に気をつけてください。仲間から勧められた食事やサプリメント、民間療法を試したくなったら、始める前に主治医か薬剤師に相談しましょう。善意から勧めてくれた話でも、治療との組み合わせによっては影響が出ることがあります。

会の中で、仲間の体調の変化や、つらい知らせを聞くこともあります。そのとき心が揺れるのは自然なことで、しばらく集まりから離れてもかまいません。自分の病気のことをどこまで話すかも、自分で決めてよいことです。

そのまま受け取りやすいもの

  • 気持ちへの共感
  • 職場や家族への伝え方の例
  • 通院や外出の工夫

主治医に確かめたいもの

  • 治療や薬の効き目についての話
  • 食事やサプリメントなど、体に入れるもの
  • 「その症状はこうだった」という見立て
仲間との話で、受け取りやすいものと、確かめたいもの

「話だけ聞いてほしい」は、最初にどう伝えればいいですか?

「治療の情報というより、同じ経験をした方に話を聞いてもらいたくて」と、目的を最初に一言で伝えます。相談窓口なら「今日は情報より、まず話を聞いてもらえるとうれしいです」で通じます。

最初に目的を伝えておくと、相手は「何か答えなければ」と身構えずにすみます。相手別の言い方の例を挙げます。

  • ピアサポートの電話に:「同じ病気を経験した方と、少し話したくてかけました。今日は話を聞いてもらえるだけでうれしいです」
  • 患者会の集まりに初めて行くとき:「今日は、聞くだけの参加でもいいですか」
  • がん相談支援センターに:「調べたいことがあるわけではないのですが、まず話を聞いてもらえますか」
  • ご家族の立場で:「母を看病している娘です。同じように家族を看ている方と話せる場を探しています」

仲間との会話では、相手の親切心から「これを試すといい」と助言が返ってくることもあります。そんなときは、「教えてくれてありがとう。主治医にも聞いてみます」と受け取っておけば、関係を壊さずに話を「聞いてもらう」側へ戻せます。

  1. 1案内を読む運営する団体、形、曜日と時間を確かめる
  2. 2立場を決める本人として話すか、家族として話すか
  3. 3一言目を用意する「同じ経験をした方に、話を聞いてもらいたくて」
  4. 4聞くだけで始める最初は自分の話を少しにして、場の雰囲気を知る
  5. 5合うかを決める合わなければ離れてよい。別の場所を探す
はじめて仲間の電話や集まりに連絡するまでの流れ

家族の立場で、同じ立場の人と話したいときは?

看病している家族どうしで話せる、家族会や、患者会の家族向けの集まりがあります。探すときは、がん相談支援センターに「家族が同じ立場の人と話せる場はありますか」と尋ねると、地域の情報にたどり着きやすくなります。

ご家族の方は、本人の前では言えないことを抱えています。「本人より先に自分がまいりそう」「いつまで続くのか、と考えてしまった自分が嫌だ」。こうした本音は、同じ立場の人のほうが、責めずに受け取ってくれることがあります。

同じ「家族」でも、立場によって話の通じ方は変わります。夫や妻を看病している人どうし、親の通院に付き添う子どうし、子どもの治療を見守る親どうし、遠くから週末ごとに通う家族どうし。探すときに「配偶者を看病している立場です」のように自分の立場を添えておくと、近い立場の人が集まる場を案内してもらいやすくなります。

がん相談支援センターは家族の相談も受けているので、家族会の情報も、家族自身のつらさも、同じ窓口に持ち込めます。お子さんががんの親御さんなら、先に挙げたがんの子どもを守る会のように、子どものがんに特化した相談先もあります。

家族の集まりに行く時間がないときは、まず電話で一度話すだけでもかまいません。「同じ立場の人がいる」と知ることが、それだけで支えになる場合もあります。

同じ病気の仲間がまだ見つからない夜は、どうすればいいですか?

仲間が見つかるまでのあいだは、聞くことに徹する電話や、24時間対応の電話相談を使ってください。夜中に今すぐ声を聞きたいときは、よりそいホットライン(0120-279-338、フリーダイヤル)が24時間対応しています。

仲間との場は、つながる曜日や時間が限られていることが多く、眠れない夜にすぐ使えるとは限りません。夜の話し相手は、別に用意しておくと安心です。よりそいホットラインはがん専門の窓口ではありませんが、24時間対応で、気持ちの話をしてかまいません。IP電話(050で始まる番号)からかけるときの番号は、050-3655-0279です。

がんと家族の相談室の電話(080-4178-5017)は、平日9時〜18時は担当が直接お受けし、夜間や休日は自動音声で受け付けて、翌朝9時までに担当からお電話します。LINEは無料・匿名で使え、夜に送ったものは翌朝いちばんに読んでお返事します。2026年9月の実績(運営者集計)では、相談室への電話相談・問い合わせのうち、ご本人からが400件、ご家族からが800件ありました。話し相手を探して電話をかけるのは、あなただけではありません。

  1. Q1今夜のうちに、人の声を聞きたいですか

    はいよりそいホットライン(24時間)へ。相談室のLINEに一言残すのもよい

    いいえ次の問いへ進む

  2. Q2ほしいのは「分かってもらうこと」ですか

    はいがん相談支援センターで、患者会やピアサポートの場を尋ねる

    いいえ次の問いへ進む

  3. Q3何も言われずに、ただ受け止めてほしいですか

    はい評価も助言もしない「ただ聞く」電話を予約する

    いいえ調べたいことを一つ書き出し、相談窓口に持っていく

今夜、誰と話すか迷ったときの分かれ道

同世代の仲間を探していたご本人は、どう話し相手を見つけた?

説明のための例(実在の方の体験談ではありません)

どなたの例か
20代・ご本人(会社員の男性。実家で両親と暮らしながら通院で治療中。周りに同じ年代でがんになった知り合いはいない)
相談のあとに変わったこと
両親との言い争いが、週に何度もあったのが、月に1回あるかどうかに減った。同世代の患者が集まるオンラインの会に2回参加し、話し相手を家の外に持てた。

1. 相談のあとに変わったこと

相談のあと、いちばん変わったのは家の中の空気でした。病気の話になるたびに両親と言い争いになり、週に何度も自室にこもっていたのが、月に1回あるかどうかになったといいます。同世代の患者が集まるオンラインの会に2回参加し、最初の回は聞くだけ、2回目は自分のことも少し話しました。「親には言えないことを話せる場所が、家の外に一つできた」と話していたそうです。

2. 相談を考えた背景

20代で診断を受けてから、両親は治療の情報を熱心に調べ、新しい記事を見つけるたびに見せてくるようになりました。ありがたい気持ちはあっても、「ちゃんと調べてるの」と言われるたびに言い返してしまい、食卓の空気が重くなる日が続いていたといいます。

3. 相談する前に困っていたこと

同じ年代でがんになった人の話を聞きたいと思い、夜中に「がん 20代 話し相手」と検索しました。見つかるのは闘病ブログばかりで、直接話せる場所の探し方が分かりませんでした。相談窓口も見つけましたが、どこも「何かを解決したい人」のための場所に見え、ただ話したいだけの自分には場違いな気がしたそうです。

4. ここを選んだ理由・決め手

相談室を選んだのは、LINEで「話だけ聞いてほしいです」とだけ送ってよいと書かれていたからでした。夜11時ごろに一言だけ送ると、翌朝いちばんに返事が届き、そのあとフォームで昼休みの時間帯を指定して、電話で話すことになりました。名前を出さずに始められたことも、気持ちを軽くしたといいます。

5. 相談で話したこと・その後

電話ではまず、両親への不満と申し訳なさが入り混じった気持ちを、20分ほどかけて話しました。担当は助言をせずに聞き、話の終わりに本人から「同じ年代の人と話してみたい」という言葉が出たので、その希望を受けて、がん相談支援センターで患者会やピアサポートの場を尋ねる方法があると伝えました。治療の見通しや病状には触れていません。翌週、通院先の相談支援センターに寄ってみると、同世代の会のオンラインの集まりを教えてもらえたそうです。最初の会のあと、「説明しなくていいって、こんなに楽なんだ」とLINEに書いてきたといいます。

※よくある状況を組み合わせて作った例です。登場する方は実在しません。相談の進み方は、状況によって異なります。

医療者に聞く質問例

  • この病院に、患者サロンやピアサポートの場はありますか。
  • 同じ病気や同じ年代の人の会について、案内をいただけますか。
  • 患者会で聞いた治療や食事の話が、自分の場合にも当てはまるか教えていただけますか。
  • 家族が同じ立場の人と話せる場について、相談できる窓口はありますか。

とはいえ、話し相手を探しているあなたに伝えたい2つのこと

① 気持ちのこと──仲間の輪になじめない自分を、責めなくていい

患者会に行ってみたけれど、話の輪に入れなかった。仲間の明るさがまぶしくて、かえって落ち込んだ。そんな経験をする人もいます。それは、あなたの心が狭いからではありません。人と話して元気が出る時期もあれば、ひとりで静かにしていたい時期もあります。

集まりが合わないなら、一対一の電話のほうが話しやすいかもしれません。逆に、一対一では緊張するけれど、大勢の中で聞いているだけなら楽だという人もいます。合う形は人それぞれで、時期によっても変わります。今の自分に合う形を、いくつか試して見つければ十分です。

② 実務のこと──話し相手を「仲間」「専門家」「聞き手」の3つの役割で持つ

話し相手を一人に頼りきると、その人が忙しいときや、話が合わなくなったときに、また一人に戻ってしまいます。役割の違う相手を、細くてもいいので何本か持っておくと安心です。

分かってもらいたいときの「仲間」として患者会やピアサポートを、何をすればいいか知りたいときの「専門家」としてがん相談支援センターや主治医を、ただ受け止めてほしいときの「聞き手」として聞くことに徹する電話を。3つの役割を頭に置いておくと、その日の気持ちに合わせて、かける先を選べるようになります。家族との会話は、暮らしのことを決める時間として、気持ちを出す場所と分けておくと、言い争いも減りやすくなります。

今日できること

話し相手を見つけるために、今日と明日できる3つのこと

  1. 尋ねる一言をメモする

    「近くに患者会やピアサポートの場はありますか」と書き、次の通院日か、明日の昼に電話するときに、がん相談支援センターで尋ねます。

  2. 最初の一言を決めておく

    「話だけ聞いてほしいです」「同じ経験をした方と話したくて」のどちらかを、スマホのメモに貼っておきます。

  3. 今夜の話し相手を一つ決める

    声を聞きたい夜はよりそいホットライン、文字で残したい夜は相談室のLINE、とどちらか一つを連絡先に登録します。

よくある質問

患者会に参加するのに、お金はかかりますか?

会によって違います。会費や参加費がかかる会もあれば、病院の患者サロンのように気軽に立ち寄れる場もあります。連絡する前に、案内で費用の有無を確かめておくと安心です。

同じがんの種類の人が、近くに見つかりません。

がんの種類を限らない会や、年代でつながる会、オンラインの集まりなら、見つかることがあります。がん相談支援センターは、その病院に通っていなくても利用できるので、少し離れた地域のセンターに尋ねてみるのも一つの方法です。

家族と病気の話をすると、言い争いになってしまいます。

家族は、あなたと同じくらい不安を抱えています。心配が強いほど、何か役に立ちたくて、情報や助言が先に出てしまいます。家族とは暮らしのことを決める話を、気持ちの話は外の仲間や聞き手と、と分けるだけで、ぶつかる回数が減ることがあります。

ピアサポートの人に、病気の詳しい質問をしてもいいですか?

経験を聞くことはできますが、自分の病状や治療の判断について答えをもらう場ではありません。治療や症状の質問は、主治医や看護師、がん相談支援センターに持っていってください。仲間から聞いた話を「主治医に確かめたいこと」としてメモしておくと、診察で役立ちます。

話し相手として、相談室に何度も電話してもいいですか?

かまいません。また話したくなったら、日を改めて電話やLINEでご連絡ください。同じ話を繰り返しても大丈夫です。仲間が見つかるまでのつなぎとして使っていただくのも、ひとつの使い方です。

人と話すのが苦手です。文字で話し相手を見つける方法はありますか?

相談室のLINEは無料・匿名で使え、夜に送ったものは翌朝いちばんに読んでお返事します。国立がん研究センターのがん情報サービスサポートセンターでも、2026年5月からチャット相談(平日12時〜15時)が始まりました。患者会の中にも、オンラインで集まる会があります。

「話だけ聞いてほしい」から、始めてみませんか

フォームに、ご希望の時間帯と「話だけ聞いてほしい」とだけお書きください。送信するとすぐに受付確認のメールが届き、その時間帯に担当からお電話します。話の終わりに、同じ病気や同じ立場の人と話せる場を探したくなったら、どこに尋ねればいいかを一緒に考えます。

  1. 入力は1分ほどお名前はニックネームで構いません。ご相談の内容は、ひとことでも大丈夫です。
  2. すぐに受付メール送信すると、受け付けたことをお知らせするメールが届きます。
  3. ご希望の時間にお電話電話番号は、折り返しのお電話にだけ使います。スタッフが名前を名乗っておかけします。

    必須は4項目(お困りの内容・施設名・お名前・メールアドレス)です。分かる範囲でご記入ください。写真があると、状況の確認が早くなります。

    1. 1営業日以内にご連絡(お急ぎの場合は当日中)

    2. 現地の確認は無料です(所要30分〜2時間)

    3. お見積りの後にお断りいただいても構いません

    1ご相談の内容
    ご相談の種類任意

    今まさに設備が止まっている・水が漏れているときは、いちばん上を選んでください。すぐにできることを表示します。

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    対象の設備・箇所任意・複数可

    写真任意・3枚まで

    全体が分かる引きの写真、症状が分かる寄りの写真、銘板(メーカー・型式のシール)の3枚があると、機種と範囲がその場で分かります。入居者の方が写らないようにお撮りください。1枚2MBまで(JPG・PNG・GIF・WebP・PDF)。スマートフォンの写真はそのまま選べます。大きい写真は送信前に自動で縮小します。

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    4詳しく書ける方へ任意いつから・何回目か・何か所か・何名の施設か。分かるとお見積りまでの日数が短くなります

    同じ症状は

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    他社の金額をお伺いすることはありません。相見積の場合は、各社に同じ条件をお伝えします。

    送信すると、受付番号を記した受付完了メールが自動で届きます(ご入力の内容は記載しません)。受付とご連絡は、運営会社のスキマグループ合同会社が行います。ご相談・現地の確認・お見積りまで費用はかかりません。

    お急ぎのときは、お電話で:080-4178-5017(平日9:00〜18:00は担当が直接お受けします。それ以外は自動音声で受け付け、翌朝9時までに折り返します)/文字で相談したいときはLINEで

    私たちは医療機関ではないため、診断・治療・余命の判断はできません。体調の急な変化は、まず主治医や病棟・訪問看護へ。命に関わる緊急時は、迷わず119番へ。

    次の一歩

    公的な窓口と、この相談室の電話を使い分ける

    治療や制度のことは、全国のがん診療連携拠点病院などにある「がん相談支援センター」で、無料で相談できます。その病院にかかっていなくても利用できます。気持ちを話したいとき、何から聞けばよいか分からないときは、この相談室の電話やLINEもお使いください。

    電話の最初に使えるひとこと

    「何から話せばいいか分からないのですが、聞いてもらえますか。」

    1. 治療・制度・お金の相談は、がん相談支援センターへ(お近くのセンターは「がん情報サービス」で探せます)
    2. 夜や休日に話したいときは、この相談室の電話(自動音声で受け付け、翌朝9時までに折り返し)やLINEへ
    3. 気持ちがつらく、今すぐ誰かと話したいときは、24時間つながる電話相談も使えることを覚えておく

    手元にあると話しやすいもの

    • いちばん話したいことを一言で
    • 電話しやすい時間帯

    公的な相談先

    がん相談支援センター
    全国のがん診療連携拠点病院などにある相談窓口です。どなたでも無料で、その病院にかかっていなくても相談できます。
    よりそいホットライン
    24時間・通話料無料でつながる電話相談です。

    このサイトでできること

    体調の急な変化は、まず主治医・病棟・訪問看護へ。命に関わる緊急時は119番へ。

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    参考・出典

    監修者 木内 由香

    緩和ケア・がん患者と家族の
    支援に関する監修者

    木内 由香

    緩和ケア・がん患者と家族の支援に関する監修者

    県立がんセンターでの勤務経験を経て、がん患者さんとそのご家族が直面する療養上の悩みや意思決定の葛藤に向き合ってきました。

    がんと診断されたご本人を支えるご家族には、「一日でも長く生きていてほしい」という切実な願いがあります。一方で、緩和ケアでは、痛みや苦痛を和らげること、その人らしい生活を大切にすること、ご本人の希望を尊重することなど、さまざまな視点から療養の方向性を考える必要があります。

    こうしたご家族の願いと医療・療養方針との間に生まれる葛藤を理解し、年間約200名のがん患者さんとそのご家族に関わる中で、それぞれの状況に応じた支援のあり方や、その先に進むための選択肢をともに考えてきました。

    「がんと家族の相談室」では、がん患者さんご本人だけでなく、支えるご家族も孤立せず、必要な情報や相談先につながれることを大切にしています。医療情報を伝える際には、医学的な正確性に配慮するとともに、ご家族が抱える不安や迷いにも目を向け、療養生活の中で次の一歩を考えるための情報発信を目指しています。

    監修は医療情報の正確性と表現の妥当性に関するものであり、個別の診断・治療・余命の判断を行うものではありません。ご本人の症状や治療については、担当の医師・看護師にご確認ください。

    今の気持ちを、LINEでひとこと

    「怖い」「眠れない」「先生の説明が分からなかった」。ひとことで構いません。評価も助言もせず、お返事します。

    夜に書いたLINEは、翌朝いちばんに読みます。匿名で、スタンプひとつでも。

    話してみる相談料0円
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