本文へ メニューへ 相談窓口へ 相談窓口へ

がんの無料電話相談窓口|受付時間・通話料と電話に出る人

このテーマの総論:がん相談窓口・相談先の一覧|本人・家族・夜で選べる公的と民間

この記事の結論

がんのことを無料で相談できる電話には、がん相談支援センター(受付時間は病院ごと)、がん情報サービスサポートセンター(平日10時〜15時)、24時間のよりそいホットラインなどがあります。電話に出る人は窓口ごとに違い、相談料は無料でも通話料がかかる番号があります。

理由と根拠は、このあと本文でくわしくお伝えします。 主な出典:国立がん研究センター がん情報サービス「『がん相談支援センター』とは」/同「相談… ほか7件 参考・出典を見る 先に「次の一歩」を見る

がんのことを無料で相談できる電話は、公的なものだけでもいくつかあります。中心になるのは、全国のがん相談支援センターと、国立がん研究センターのがん情報サービスサポートセンター。がん専門ではありませんが、夜中でもつながるよりそいホットラインもあります。

ただ、何時に、誰が出て、何の話を受けてくれるのかは、番号を眺めているだけでは分かりません。この記事では、2026年10月24日に各窓口の公式ページで確かめた番号と受付時間を一覧にし、電話に出る人、通話料のかかり方、つながらなかったときの次の一手まで整理しました。番号を押す前の「もしも」を、ひとつずつ減らしていきます。

番号を押す前に、確かめておきたい方へ

  • 番号は見つかったのに、何時まで受け付けているのか、誰が出るのかが書いていない。
  • やっと決心してかけたのに、時間外のアナウンスが流れたらと思うと、指が止まってしまう。
  • 「無料」とあっても、通話料はかかるのか、携帯のかけ放題は使えるのか、細かいところが気になる。

がんの無料の電話相談窓口をまとめて知りたいです。受付時間や、誰が電話に出るのかも分かりますか?

分かる範囲でまとめると、がん相談支援センターは受付時間がセンターごと、がん情報サービスサポートセンターは平日10時〜15時、よりそいホットラインは24時間です。電話に出る人も、相談員、ソーシャルワーカー、医師や看護師と、窓口によって違います。

下の表は、主な電話相談を「いつ」「誰が」「どんな話に向くか」で並べたものです。番号は表の下で、窓口ごとに紹介します。

窓口受付時間電話に出る人向いている相談
がん相談支援センターセンターごとに異なるがんに詳しい看護師・ソーシャルワーカーなど治療、療養、お金、仕事、家族のこと
がん情報サービスサポートセンター平日10時〜15時研修を受けた看護師・心理士などどこに何を聞けばいいか分からないとき
よりそいホットライン24時間相談員(がん専門ではない)眠れない夜のつらさ、暮らしの悩み
こころの健康相談統一ダイヤル地域ごとに異なる地域の公的な相談機関気持ちの落ち込み
がんの子どもを守る会平日10時〜17時小児がん専門のソーシャルワーカーお子さんのがんと家族の暮らし
#7119実施地域で確認医師・看護師・救急救命士救急車を呼ぶか迷うとき
がんと家族の相談室平日9時〜18時は担当が直接、ほかは自動音声で受付・翌朝9時までに折り返し名前を名乗る担当(医療の判断はしない)ただ聞いてほしい、先生の言葉が分からない
主な電話相談の受付時間と、電話に出る人(2026年10月確認)

がん相談支援センター

がん診療連携拠点病院などに置かれた相談窓口で、ご本人もご家族も、その病院に通っていない人も、無料・匿名で使えます。電話番号と受付時間はセンターごとに違うので、がん情報サービスの「相談支援センターを探す」で近くのセンターを選び、案内に書かれた時間を確かめてからかけてください。電話に出る相談員は、がんについて詳しい看護師や、生活全般の相談ができるソーシャルワーカーなどです。仕事の相談も、働き方に関係なくここで受けていて、両立支援コーディネーターという支援役もいます。

がん情報サービスサポートセンター

国立がん研究センターが運営している電話窓口です。番号は0570-02-3410(ナビダイヤル)、または同じ窓口につながる03-6706-7797。受付は平日10時〜15時で、土日祝日と年末年始は休みです。名前を言わずに相談でき、相談は原則として1日1回、20分以内です。電話のほかに、平日12時〜15時に受け付けるチャット相談が2026年5月から加わりました。

よりそいホットライン

一般社団法人社会的包摂サポートセンターが、厚生労働省の補助金を受けて運営している電話で、0120-279-338に24時間かけられます。フリーダイヤルなので通話料もかかりません。福島県内からの番号は0120-279-226、050のIP電話からの番号は050-3655-0279と、かける場所や電話の種類で番号が分かれています。がん専門の窓口ではないため、病気の詳しい質問より、眠れないほどのつらさや暮らしの困りごとを話す先として考えてください。

こころの健康相談統一ダイヤル

0570-064-556(ナビダイヤル)にかけると、かけた場所の都道府県や政令指定都市が行う、こころの健康電話相談などの公的な相談機関につながります。曜日や時間帯は地域によって異なり、通話料は自己負担です。

がんの子どもを守る会(お子さんのがん)

お子さんのがんについては、公益財団法人がんの子どもを守る会の電話相談があり、小児がんを専門にするソーシャルワーカーが話を聞いてくれます。東京は03-5825-6312、大阪は06-6263-2666で、平日10時〜17時(年末年始を除く)です。小児がん拠点病院のがん相談支援センターでも、その病院にかかっていなくても無料で、電話での相談を受けています。

#7119(救急車を呼ぶか迷うとき)

急な病気やけがで、救急車を呼ぶか、すぐ病院に行くか迷ったときに、医師・看護師・救急救命士に電話で相談できる仕組みです。実施していない地域があり、#7119以外の番号で同じような相談を受けている地域もあるので、住んでいる地域の番号を先に調べておくと安心です。

がんと家族の相談室

医療機関でも葬儀社でもない、無料の民間窓口で、番号は080-4178-5017です。受け方は時間帯で2つに分かれます。平日の9時〜18時は担当が直接出て、最初に名前を名乗ります。それ以外の時間にかけた場合は自動音声が受け付け、翌朝9時までに担当から折り返しの電話が入ります。

受付時間は、どう考えて選べばいい?

受付時間は「平日の日中だけ」「24時間」「地域ごとに違う」「受け付けてあとで折り返す」の4つの型に分けて考えると、今の時間にかけられる先がすぐに分かります。

同じ「電話相談」でも、時間の決まり方はまったく違います。下の図で、今の時間に使える型を確かめてから番号を選ぶと、時間外のアナウンスにがっかりする夜を減らせます。

  1. 1平日の日中だけがん情報サービスサポートセンター、がんの子どもを守る会など。昼休みが狙い目
  2. 2センター・地域ごとに違うがん相談支援センター、こころの健康相談統一ダイヤル。かける前に案内を確認
  3. 324時間よりそいホットライン。夜中や休日に、今すぐ誰かと話したいとき
  4. 4受け付けてあとで折り返す時間外は自動音声などで受け付け、決まった時刻までに担当からかけ直す
電話相談の受付時間の4つの型

場面に当てはめてみます。月曜の午前10時すぎ、通院の待ち時間なら、サポートセンターにかけられる時間帯です。がん相談支援センターも、案内の受付時間内なら同じすき間で使えます。水曜の夜9時、仕事から帰ってひと息ついたときは、今すぐ話したいならよりそいホットライン、朝まで待てるなら折り返しの型を使います。日曜の午後なら、平日型の窓口は休みなので、月曜の昼にかける予定をメモしておくだけでも、気持ちの置き場所ができます。

「相談無料」と「通話料無料」は、どう違う?

「相談無料」は、相談そのものにお金がかからないという意味です。通話料まで無料になるのは0120のフリーダイヤルなどで、0570のナビダイヤルは、相談が無料でも通話料がかかります。

電話相談の案内でいちばん誤解が起きやすいのが、この違いです。同じ「無料」でも、どこまでが無料なのかは番号の種類で変わります。

相談料も通話料もかからない

  • よりそいホットライン(0120で始まるフリーダイヤル)
  • がんと家族の相談室から折り返すお電話(受けるだけ)

相談料は無料、通話料はかかる

  • がん情報サービスサポートセンター(0570/03)
  • がんと家族の相談室の050番号(こちらからかける場合)
相談料と通話料のかかり方で分けた電話相談

がん相談支援センターは番号がセンターごとに違うため、通話料のかかり方も、かける番号ごとに確かめてください。

ナビダイヤルには、携帯電話のかけ放題や通話割引が使えないことがあります。こころの健康相談統一ダイヤルは、かけ放題・通話割引の対象外で、050のIP電話からはかけられません。がん情報サービスサポートセンターは、かけ放題などを使っている人のために、同じ窓口につながる03-6706-7797を用意しています。通話料が気になって長く話せそうにないときは、折り返しの電話を申し込める窓口を使うのもひとつの方法です。

電話に出るのは、どんな人ですか?

医療や福祉の専門職が出る窓口、気持ちの相談を受ける相談員が出る窓口、民間の担当者が出る窓口があります。出る人の立場によって、聞ける内容と聞けない内容が変わります。

相手の立場が分かっていると、何を聞けばいいかの見当がつき、電話の前の緊張も少しやわらぎます。

医療や福祉の専門職が出る窓口

#7119では医師・看護師・救急救命士に、お子さんの症状を相談する#8000では小児科の医師や看護師に相談できます(#8000は休日・夜間、時間は都道府県ごと)。がんの子どもを守る会では、小児がん専門のソーシャルワーカーが応じています。高齢の家族の介護が絡むなら、保健師・社会福祉士・主任介護支援専門員などが相談を受ける地域包括支援センターも頼れます。がん相談支援センターでは看護師やソーシャルワーカーなどが、がん情報サービスサポートセンターでは研修を受けた看護師や心理士など国家資格を持つ人が、相談を受けています。サポートセンターでは、医学的な判断が必要な質問には答えられず、個人の医師の紹介もしていません。

気持ちの相談を受ける相談員が出る窓口

よりそいホットラインやこころの健康相談統一ダイヤルでは、気持ちのつらさや暮らしの悩みを受ける相談員が電話に出ます。がんの病状の細かい説明は得意分野ではありませんが、「眠れない」「誰にも言えない」という気持ちを話す先として頼れます。

民間の担当者が出る窓口

がんと家族の相談室の電話には、名前を名乗る相談室の担当が出ます。担当は、医療職として診断や見通しをお伝えする立場ではありません。そのかわり、評価も助言もしないでただ聞く20分や、先生の言葉の一般的な意味をお伝えして次の診察で聞く質問を3つにまとめるお手伝いをしています。

どの窓口でも、電話の最初に「どんな立場の方が相談を受けてくださるのですか」と尋ねてかまいません。相手の立場を聞くのは失礼なことではなく、限られた時間を上手に使うための確認です。

つながりにくいときや、時間外にかけてしまったときは?

混み合う時間をずらしてかけ直す、文字の相談や折り返しの申し込みに切り替える、今すぐ話す必要があれば24時間の電話を使う。この順で次の一手を考えると、つながらなかった落胆を小さくできます。

がん情報サービスサポートセンターは、混み合う時間帯にはつながりにくいことがあります。1回でつながらなかったのは、あなたのかけ方が悪かったからではありません。

  1. 1受付時間を確かめる時間外なら、次に開く日時をメモしておく
  2. 2時間をずらしてかけ直す同じ日の別の時間帯や、別の日に試してみる
  3. 3文字の相談に切り替えるサポートセンターのチャットは平日12時〜15時
  4. 4折り返しを申し込む相手からかけてもらう窓口なら、待つだけでよい
  5. 5今すぐ話す必要があるときよりそいホットラインは24時間対応の
つながらなかったときの、次の一手

がんと家族の相談室に時間外にかけた場合は、自動音声で受け付け、翌朝9時までに担当から折り返します。LINEでは、夜に届いたものを翌朝いちばんに読んで返事をしています。

1回の電話で、何をどこまで話せる?

窓口によって時間の目安が違います。サポートセンターは原則1日1回20分以内なので、聞きたいことを2つか3つに絞っておくと安心です。最初に一番の困りごとを伝えれば、時間が足りなくても大事な話から進みます。

20分は、思っているより短い時間です。病気の経過を最初から話しているうちに、聞きたかったことにたどり着かないまま終わってしまうこともあります。話の順番を「いちばん困っていること」から始めるだけで、同じ20分の中身が変わります。

  • 誰のことか、いちばん困っていることを書いた1行のメモ
  • 聞きたいことを2つか3つに絞った質問の箇条書き
  • 書きとめるための紙とペン
  • 診察券やお薬手帳など、病院の情報が分かるもの
  • 声を出しても気にならない場所と、充電の残ったスマホ
電話をかける前に、手元にそろえておくもの

話しているうちに涙が出てきても、電話を切る必要はありません。泣きながらでも、言葉が途切れ途切れでも、そのまま続けてかまいません。不安だけでかけていいのか迷う方は、不安なだけで電話相談をしていいのかも読んでみてください。

かけてすぐ、最初に何と言えばいい?

「がんのことで相談したいのですが、今よろしいですか」と言い、続けて「本人です」か「家族です」を添えれば十分です。そのあと、いちばん困っていることを1つだけ伝えてください。

窓口ごとに、最初の一言の例を挙げておきます。紙に書いて、電話の横に置いておくだけでも、呼び出し音を聞いているあいだの緊張がやわらぎます。

  • がん相談支援センターへ:「本人です。治療と仕事の両立のことで相談したいのですが、今よろしいでしょうか」
  • サポートセンターへ:「家族のがんのことで、どこに相談すればいいか分からなくて電話しました」
  • よりそいホットラインへ:「がんの治療中で、夜になると不安で眠れず、誰かと話したくて電話しました」
  • こころの健康相談統一ダイヤルへ:「病気のことで気持ちが沈んでいて、話を聞いてほしいです」
  • がんと家族の相談室へ:「答えはいらないので、まず話を聞いてほしいです」

言い終えたら、あとは相手の質問に答えていけば話は進みます。うまく話そうとしなくてかまいません。「何から話せばいいか分からない」と打ち明けることも、立派な最初の一言です。

体のことを聞きたいときと、気持ちを話したいときで、かける先は変わる?

変わります。今の体調の急な変化は主治医や病棟、訪問看護へ。病気や治療の一般的な疑問はがん相談支援センターやサポートセンターへ。眠れないほどの気持ちのつらさは、こころの相談電話や、ただ聞いてくれる窓口へかけるのが近道です。

迷ったときは、下の分かれ道を上から順にたどってください。

  1. Q1息苦しさや強い痛みなど、今まさに体の急な変化がありますか

    はい主治医・病棟・訪問看護へ。命に関わると感じたら119番、迷うなら地域の#7119

    いいえ次の質問へ進む

  2. Q2聞きたいのは、病気や治療、制度のことですか

    はいがん相談支援センターか、がん情報サービスサポートセンターへ

    いいえ気持ちを話したいなら、よりそいホットラインや、ただ聞いてくれる窓口へ

かける先を選ぶ分かれ道

診察で聞きそびれたことを確かめたいだけなら、次の診察を待たずに、外来の看護師に電話で聞ける時間があるかを病院に尋ねてみる方法もあります。聞きたいことを3つに絞るこつは、医師に何を聞けばいいかにまとめています。

つながらない電話に落ち込んでいた人は、どう相談にたどり着いた?

説明のための例(実在の方の体験談ではありません)

どなたの例か
50代・本人(会社員。通院で治療を続けながら働いている)
相談のあとに変わったこと
昼休みのつながらない電話に落ち込むのをやめ、2週間のうちに、がん相談支援センターで仕事の相談を、相談室で気持ちの相談を、それぞれ1回ずつ済ませられた。

1. 相談のあとに変わったこと

相談から2週間で、彼は2本の電話を済ませました。1本目は、通っている病院のがん相談支援センターへの仕事の相談です。治療の日の休み方を会社にどう伝えるかを話し、両立支援コーディネーターという支援役がいることも知りました。2本目は、相談室の担当との「ただ聞く20分」。上司にも家族にも言えずにいた「この先、働けなくなるのが怖い」という気持ちを、初めて最後まで口にできました。「同じ20分でも、相手が決まっているだけで、こんなに話せるものなのか」と彼は言います。

2. 相談を考えた背景

治療を始めて半年。通院の日は午後から出社する生活が続いていました。職場には病名だけを伝えていましたが、副作用で疲れやすくなるにつれ、この先どこまで働けるのかという不安が大きくなっていきました。朝の電車の中で、スマホに「がん 電話相談 無料」と打っては消す日が続いていました。

3. 相談する前に困っていたこと

昼休みに、がん情報サービスサポートセンターに2回かけましたが、どちらも混み合っていてつながりませんでした。夜に番号を調べ直すと、窓口ごとに受付時間も出る人も違い、どれが自分の相談に合うのか分からない。「次も時間外のアナウンスだったら」と思うと、3回目の電話をかける気力が出ませんでした。

4. ここを選んだ理由・決め手

相談室を選んだのは、フォームで時間帯を指定すれば、担当のほうからかけてくれる仕組みだったからです。「つながるまでかけ続けるのが、いちばん疲れていた。待っていれば電話が来るなら、それだけで助かると思った」。指定したのは、翌々日の昼休み、12時半からの時間帯でした。

5. 相談で話したこと・その後

約束の時間に担当から電話があり、彼はまず、自分の相談が仕事のことなのか気持ちのことなのか、分からないまま話しました。担当は病状の見通しには触れず、話を2つに分けて、仕事の相談はがん相談支援センターへ、気持ちの話はこの電話で、と提案しました。がん相談支援センターには自分でかけ直す必要があり、最初は億劫だったそうですが、話したいことを1行のメモにしてからかけると、15分で用件が済みました。その夜、彼は相談室のLINEに「一つ片づきました」とだけ送りました。

※よくある状況を組み合わせて作った例です。登場する方は実在しません。相談の進み方は、状況によって異なります。

主治医や看護師に聞く質問例

  • この病院のがん相談支援センターの電話番号と、受付時間を教えていただけますか。
  • 夜や休日に体調のことで電話するときは、どこにかければいいですか。
  • 次の診察までに気になることが出たら、外来の看護師さんに電話で聞ける時間はありますか。
  • 電話で相談するとき、手元に用意しておくとよいものはありますか。

とはいえ、番号を押す前に伝えたい2つのこと

① 気持ちのこと──つながらなかったのは、あなたのせいではない

勇気を出してかけた電話がつながらないと、自分が拒まれたような気持ちになることがあります。でも、つながらないのは、あなたの問題ではなく、受付時間や人手といった仕組みの問題です。一度つながらなかったことで、相談すること自体をあきらめないでください。かけようと思えたこと、それ自体が大きな一歩です。

② 実務のこと──「昼の窓口」と「夜の窓口」を分けて持っておく

電話相談は、受付時間の型がそろわないことを前提に組み合わせるのが現実的です。平日の昼休みや通院の待ち時間に使える窓口と、夜や休日にしか時間がとれないときの窓口を、あらかじめ分けて持っておくと、そのときの時間帯で迷わずに選べます。家族と暮らしているなら、自分が使っている窓口の名前を家族にも伝えておくと、体調の悪い日に代わりにかけてもらうときも話が早くなります。

今日できること

番号を押す前の不安を、今夜から明日のうちに減らす3つのこと

  1. かける先と時間を決める

    受付時間の型の図を見て、明日かける窓口を1つ選び、かける時刻をスマホのアラームに入れます。

  2. 1行のメモと質問を用意する

    「誰のことか」「困っていること」を1行に書き、聞きたいことを2つか3つの箇条書きにします。

  3. 待つだけの方法も使う

    自分からかけ続けるのがつらいときは、フォームで時間帯を指定して申し込めます。担当からお電話します。

よくある質問

携帯電話のかけ放題プランでも、通話料はかかりますか?

番号によります。0570で始まるナビダイヤルには、かけ放題や通話割引が使えないことがあり、こころの健康相談統一ダイヤルは対象外とされています。がん情報サービスサポートセンターには、かけ放題などを使っている人向けに、同じ窓口につながる03-6706-7797があります。0120で始まるよりそいホットラインは通話料もかかりません。

土日や祝日に話せる電話相談はありますか?

よりそいホットラインは24時間なので、土日や祝日もかけられます。がん情報サービスサポートセンターは土日祝日が休みで、がん相談支援センターの受付日はセンターごとに違います。こころの健康相談統一ダイヤルも、地域によって受け付ける曜日が異なります。

匿名で電話してもいいですか?

名前を伏せたままの相談は、がん相談支援センターでもがん情報サービスサポートセンターでも受け付けています。がんと家族の相談室では、LINEは名前を出さずに使え、フォームのお名前もニックネームでかまいません。フォームの電話番号は、折り返しのお電話にだけ使います。

家族が代わりに電話してもいいですか?

がん相談支援センターは、患者さん本人だけでなく家族も利用できます。体調が悪い日に家族に代わりにかけてもらうときは、聞きたいことのメモを渡しておくと、あとで答えを共有しやすくなります。がんと家族の相談室は、ご本人からの相談もご家族からの相談も受け付けています。

電話で話したことは、主治医に伝わりますか?

がん相談支援センターの場合、話した内容が、相談した人の同意のないまま担当医などに伝えられることはありません。がんと家族の相談室では、ただ聞く20分をご希望の方に、記録を残さない形も選んでいただけます。

相談室の電話には、医師や看護師が出ますか?

電話に出るのは相談室の担当で、医療職として診断や見通しをお伝えする立場ではありません。体の状態についての質問は、主治医や病棟の看護師、がん相談支援センターへどうぞ。相談室では、先生の言葉の一般的な意味をお伝えし、次の診察で聞く質問を3つにまとめてお送りしています。

電話がつながるのを待つより、こちらからかけさせてください

ご希望の時間帯と、折り返しのお電話番号をお書きください。送信の直後に受付確認のメールをお送りし、指定の時間帯になったら、担当が名前を名乗ってお電話します。どの窓口にかけるかの整理から、ただ聞く20分まで、話しながら選べます。

  1. 入力は1分ほどお名前はニックネームで構いません。ご相談の内容は、ひとことでも大丈夫です。
  2. すぐに受付メール送信すると、受け付けたことをお知らせするメールが届きます。
  3. ご希望の時間にお電話電話番号は、折り返しのお電話にだけ使います。スタッフが名前を名乗っておかけします。

    必須は4項目(お困りの内容・施設名・お名前・メールアドレス)です。分かる範囲でご記入ください。写真があると、状況の確認が早くなります。

    1. 1営業日以内にご連絡(お急ぎの場合は当日中)

    2. 現地の確認は無料です(所要30分〜2時間)

    3. お見積りの後にお断りいただいても構いません

    1ご相談の内容
    ご相談の種類任意

    今まさに設備が止まっている・水が漏れているときは、いちばん上を選んでください。すぐにできることを表示します。

    水が漏れている場合は、先に止水栓か元栓を閉めてください。電気設備に水がかかっている場合は、ブレーカーを落としてください。写真はLINEから送っていただくのが最短です(24時間受付)。

    対象の設備・箇所任意・複数可

    写真任意・3枚まで

    全体が分かる引きの写真、症状が分かる寄りの写真、銘板(メーカー・型式のシール)の3枚があると、機種と範囲がその場で分かります。入居者の方が写らないようにお撮りください。1枚2MBまで(JPG・PNG・GIF・WebP・PDF)。スマートフォンの写真はそのまま選べます。大きい写真は送信前に自動で縮小します。

    2施設について

    3ご連絡先

    ご希望の連絡方法任意

    連絡のつきやすい時間帯任意・複数可

    4詳しく書ける方へ任意いつから・何回目か・何か所か・何名の施設か。分かるとお見積りまでの日数が短くなります

    同じ症状は

    補助金の利用

    他社のお見積り

    他社の金額をお伺いすることはありません。相見積の場合は、各社に同じ条件をお伝えします。

    送信すると、受付番号を記した受付完了メールが自動で届きます(ご入力の内容は記載しません)。受付とご連絡は、運営会社のスキマグループ合同会社が行います。ご相談・現地の確認・お見積りまで費用はかかりません。

    お急ぎのときは、お電話で:080-4178-5017(平日9:00〜18:00は担当が直接お受けします。それ以外は自動音声で受け付け、翌朝9時までに折り返します)/文字で相談したいときはLINEで

    私たちは医療機関ではないため、診断・治療・余命の判断はできません。体調の急な変化は、まず主治医や病棟・訪問看護へ。命に関わる緊急時は、迷わず119番へ。

    次の一歩

    相談先は、「何を相談したいか」で選ぶ

    治療のことは主治医や病棟の看護師へ。制度や暮らし、仕事のことは、がん相談支援センター(無料・どなたでも利用できます)へ。気持ちを話したいとき、何から相談すればよいか分からないときは、この相談室の電話・LINE・フォームへ。どこか一か所に連絡すれば、次の相談先を一緒に探せます。

    相談の最初に使えるひとこと

    「何を相談すればよいか分からないのですが、話を聞いてもらえますか。」

    1. 相談したいことを「治療」「制度・お金」「気持ち」に分けてみる
    2. 「治療」は主治医へ、「制度・お金」はがん相談支援センターへ、「気持ち」は話せる相手へ、と入口を決める
    3. 夜間や休日は、この相談室の自動音声の受付やLINEにひとこと残しておく

    手元にあると話しやすいもの

    • 相談したいことを「治療」「制度・お金」「気持ち」に分けたメモ
    • 連絡しやすい時間帯

    公的な相談先

    がん相談支援センター
    全国のがん診療連携拠点病院などにある相談窓口です。どなたでも無料で、その病院にかかっていなくても相談できます。
    自治体のこころの相談窓口
    精神保健福祉センターや保健所などで、気持ちのつらさを相談できます。

    このサイトでできること

    体調の急な変化は、まず主治医・病棟・訪問看護へ。命に関わる緊急時は119番へ。

    このテーマの記事をもっと読む(相談先を探している)

    参考・出典

    監修者 木内 由香

    緩和ケア・がん患者と家族の
    支援に関する監修者

    木内 由香

    緩和ケア・がん患者と家族の支援に関する監修者

    県立がんセンターでの勤務経験を経て、がん患者さんとそのご家族が直面する療養上の悩みや意思決定の葛藤に向き合ってきました。

    がんと診断されたご本人を支えるご家族には、「一日でも長く生きていてほしい」という切実な願いがあります。一方で、緩和ケアでは、痛みや苦痛を和らげること、その人らしい生活を大切にすること、ご本人の希望を尊重することなど、さまざまな視点から療養の方向性を考える必要があります。

    こうしたご家族の願いと医療・療養方針との間に生まれる葛藤を理解し、年間約200名のがん患者さんとそのご家族に関わる中で、それぞれの状況に応じた支援のあり方や、その先に進むための選択肢をともに考えてきました。

    「がんと家族の相談室」では、がん患者さんご本人だけでなく、支えるご家族も孤立せず、必要な情報や相談先につながれることを大切にしています。医療情報を伝える際には、医学的な正確性に配慮するとともに、ご家族が抱える不安や迷いにも目を向け、療養生活の中で次の一歩を考えるための情報発信を目指しています。

    監修は医療情報の正確性と表現の妥当性に関するものであり、個別の診断・治療・余命の判断を行うものではありません。ご本人の症状や治療については、担当の医師・看護師にご確認ください。

    今の気持ちを、LINEでひとこと

    「怖い」「眠れない」「先生の説明が分からなかった」。ひとことで構いません。評価も助言もせず、お返事します。

    夜に書いたLINEは、翌朝いちばんに読みます。匿名で、スタンプひとつでも。

    話してみる相談料0円
    ページの先頭へ戻る